ジャーヴィス・コッカーが9月にロイヤル・アルバート・ホールで開催される「Voyage to the bottom of the sea(海底への旅)」と題したイベントで案内人を務めるという。このイベントは、BBCの「レイト・ナイト・プロムス」の一環として開催される。
BBCフィルハーモニックと共に、ジャーヴィス・コッカーはザ・ビートルズやエコー・アンド・ザ・バニーメンの楽曲を演奏し、深海や海に棲む生物たちの物語で楽しませるものになるという。「デジタル・スパイ」によれば、オーケストラはジョン・ウィリアムスやワグナー、バッハの曲も演奏する。
「一晩限りで、ロイヤル・アルバート・ホールが巨大な潜水艦になるんだ。そして、僕らは海底への旅をして、自分自身の奥深くまで旅をすることになるんだよ」とジャーヴィス・コッカーは語っている。「僕と一緒に搭乗してくれれば、僕らにはフリー・ダイヴァーのチャンピオンと、巨大イカの漁師、ロジャーと呼ばれる二人の男、心理学者のカール・ユング、そして、BBCフィルハーモニックがいるんだ」
このイベントはラジオ4でやっているジャーヴィス・コッカーの番組「ワイアレス・ナイツ」が主体となっていて、9月10日に開催される。
ジャーヴィス・コッカーは今年2月に、パルプが新たな音源や今後のツアーの可能性について話し合っていることを明かしている。テキサス州オースティンで開催されたNMEアウォーズにおいて、次のように語っている。「それについては秘密の作戦の最中なんだ。いや、そんなことないな。単に分からないだけだ。僕らはミステリアスなんかじゃないからね。単に一緒にいないんだよ」
更にこう続けている。「まだほんのちょっとの動きしかないんだ……火山みたいなものでさ。『なんだ、休火山か』と思っていたら、次の日には噴火して家がなくなってるっていうね。パルプや僕に関することはすべて、そういう遅々として進まないペースで進んでいくんだよ。何かが起こるか起こらないかさえ言えないんだ。だけど、それが起こった時には、地球全体の地形が変わるんだよ」
パルプのキャンディダ・ドイルはこう付け加えている。「わたしたちってそういうバンドじゃないのよ。レコードをリリースしたい環境が整ったら、この混沌とした事態も前に進むと思うわ」
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