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デヴィッド・ギルモアがザ・ビートルズの“Here, There and Everywhere”をカヴァーした音源が公開されている。

1966年にリリースされた『リボルバー』に収録されている“Here, There and Everywhere”だが、このデヴィッド・ギルモアによるカヴァーは今月号の雑誌『モジョ』のためにレコーディングされている。デヴィッド・ギルモアによるカヴァーはオリジナルに忠実なものだが、より壮大なサウンド・プロダクションが追加されている。

デヴィッド・ギルモアは、ニュー・アルバム『飛翔/Rattle That Lock』を9月23日にリリースする。これは2006年の『オン・アン・アイランド』以来となるソロ・アルバムで、前作は1984年の『アバウト・フェイス』以来21年ぶりの作品だった。

アルバムはデヴィッド・ギルモアとロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラがプロデュースを手掛けている。ピンク・フロイドのベーシストであるガイ・プラットや、クロスビー・スティルス&ナッシュのドラマーであるスティーヴ・ディスタニスラオがゲストとして参加しており、2008年に亡くなったピンク・フロイドのキーボーディスト、リチャード・ライトによる演奏もアルバムには含まれている。

デヴィッド・ギルモアは9月23日〜10月3日のあいだ、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでソールド・アウトしている6公演を行う。

“Here, There and Everywhere”のカヴァーはこちらから。

一方、デヴィッド・ギルモアは、「ピンク・フロイドは終わった」と語っている。69歳を迎えたデヴィッド・ギルモアは、現在生き残っている2人のメンバー、ロジャー・ウォーターズとニック・メイソンとピンク・フロイドを再結成するのは「いかさま」であり、バンドは自然消滅したと語っている。

「もう終わったんだよ。僕は48年もピンク・フロイドをやってきたんだよ。そのうちの最初の始まりの数年、ロジャーと一緒にやっていただけなんだ」とデヴィッド・ギルモアは『クラシック・ロック・マガジン』に語っている。

「全盛期と考えられているその数年は、95パーセント音楽的に満足していたし、楽しかったし、冗談や笑いに満ちたものだったんだ。残りの5パーセントについては、長く、とても素晴らしかったその時間を僕の視点で脚色したくないんだよ」

「でも、ピンク・フロイドは自然消滅したんだ。もう一度立ち返って、再結成するなんていうのはいかさまだよ」

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