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レッド・ホット・チリ・ペッパーズは今は亡きギタリストのヒレル・スロヴァクへの追悼のためにオリジナル・ドラマーであるジャック・アイアンズと共演している。

ジャック・アイアンズとヒレル・スロヴァクはアンソニー・キーディスやフリーと共に1983年のバンド結成時のオリジナル・メンバーだったが、1988年にヒレル・スロヴァクがオーヴァードーズのために亡くなり、これを受けてジャック・アイアンズも脱退している。

現地時間6月25日にグランドラピッズで公演を行ったレッド・ホット・チリ・ペッパーズはヒレル・スロヴァクが亡くなってから29年が経つことを記念してジャック・アイアンズと共演し、ジミ・ヘンドリックスの“Fire”のカヴァーを披露している。

“Fire”は1988年発表の『母乳』に収録されているが、ヒレル・スロヴァクとジャック・アイアンズが共に演奏したものが収録されている。その後、チャド・スミスとジョン・フルシアンテがバンドには加入している。

共演の模様はこちらから。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは先日クリス・コーネルが5月に亡くなったのを受けて、追悼のために“Seasons”のカヴァーを披露している。

アンソニー・キーディスはクリス・コーネルについて次のように語っている。「彼は俺たちと同じ世代だからね……生きていて元気で、いまだにライヴをやっている同世代の人間が突然こんな形で亡くなるとは予想もしないだろ。彼の存在を当然と思っていたなんて言えない。けど、衝撃ではあった。彼やサウンドガーデンの他のメンバーとも親交があったからね」

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