2016年から2017年にかけてのワールド・ツアーの最終公演をスタートさせたアデルは、もうツアーを行わない可能性があることを認めている。
アデルは以前、3月にオークランドのステージでこのツアーが最後になるかもしれないと明かしていた。「ツアーは私にとって得意なものではないの。拍手や歓声を受けると少し不安になったりするしね」と彼女は当時語っている。「またツアーをするかは分からないわ。私がツアーをしてきた唯一の理由はみんななの。ツアーが私の得意なことか分からないのよ。私のキャリアの中での一番の功績はこのツアーよ」
昨夜、アデルはロンドンのウェンブリー・スタジアムで彼女のツアーの幕を閉じることになる大規模な4公演のうち最初の公演を行っている。コンサートのプログラムにある手書きのメモの中で、アデルはなぜ今後再びツアーを回ることに気乗りしないのか、その理由を説明している。
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アデルは次のように綴っている。「さあ、いよいよ15ヶ月に及ぶツアーと、『25』が出てからの18ヶ月を経て、これが最後なの。今回のツアーでイギリスとアイルランド、ヨーロッパ、アメリカ大陸を回り、オーストラリアとニュージランドにも行ってきたわ」
「ツアーというのは特殊なもので、私にはあまり合わないの。私は本当に家にいるのが好きで、小さなことにすごい喜びを感じるのよ。それに私は芝居がかったところもあるし、ツアーについてはひどい過去もある。まさに今の今までね! 119公演をやって、この最後の4公演で123公演になるわ。大変だったけど、やり遂げられたことは途轍もないスリルと喜びだった」
アデルは次のように続けている。「このツアーはみんなのためだけにやったし、願わくば、私のお気に入りのアーティストがライヴで私に与えてくれたように、みんなに影響を与えるためだったの。そして、私の最終公演はロンドンにしたかったの。というのは、またツアーをするかわからないし、それに最後は地元にいたいのよ。来てくれたことに、そしてすべてのありえないほどの愛と親切に感謝するわ。私はこのことすべてを一生忘れません。愛してます」
アデルは先日、グレンフェル・タワーで起こった悲劇への支援を表明し、地元の消防士に「お茶と抱擁」を提供するために時間を作ったほか、ワールドツアーを2016年2月にベルファストでスターとさせている。
アデルの一昨年10月にリリースされたアルバム『25』は世界中で2000万枚のセールスを記録している。
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