Photo: GETTY
現地時間6月24日、テキサス州サンアントニオで開催されたアイアン・メイデンのコンサートで、テキサス州オースティンで起きた誘拐事件の逃亡中の容疑者が逮捕されている。地元当局は容疑者の友人がフェイスブックに投稿した写真から容疑者の座席を特定し、会場で容疑者の逮捕に踏み切ったという。
容疑者の匿名の友人によるフェイスブックの投稿から容疑者らが6月24日にサンアントニオのAT&Tセンターで開催されるアイアン・メイデンのライヴを訪れる予定であることが判明し、関係当局は容疑者のデリック・ローズランドを特定したという。
オースティン警察の刑事は容疑者らが座る座席が明記された写真を入手し、ベア郡保安官事務所の情報部に情報を提供したという。
公演当日に保安官らが会場に赴き、容疑者が座っているところを逮捕したという。
ベア郡保安官事務所による投稿の全文訳は以下の通り。
「フェイスブックとベア郡保安官事務所が、容疑者のコンサート鑑賞を中断。
テキサス州オースティンで起きた凶悪誘拐事件の容疑者であるデリック・ローズランドが、ベア郡保安官事務所の保安官によって逮捕されました。容疑者の友人がフェイスブックに投稿していた、ベア郡で行われるコンサートのチケットの写真から、容疑者がコンサートへ行く可能性が浮上していました。オースティン警察の刑事によってベア郡保安官事務所に情報が提供され、情報を基に保安官がフェイスブックに投稿されていた写真の座席で無事に容疑者を逮捕しました」
フェイスブックへの投稿はこちらから。
https://www.facebook.com/BexarCountySheriff/posts/1937750929774142
一方、アイアン・メイデンは先日、自身の名曲“Hallowed Be Thy Name”をめぐる訴訟に巻き込まれ、現行の『ブック・オブ・ソウルズ・ツアー』で演奏できないでいることが明らかになっている。
これまでライヴで多く演奏されてきたHallowed Be Thy Name”だが、「メタル・インジェクション」の報道によれば、これは“Hallowed Be Thy Name”で引用されている楽曲“Life’s Shadow”の作者をめぐって訴訟が起きている。
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