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リチャード・アシュクロフトが年内に行われる2つのフェスに出演し、ソロとしてライヴ活動を再開する計画を発表している。

リチャード・アシュクロフトは2013年のラティチュード・フェスティバル以降、去年のドバイでの短いライヴを除けば、完全なソロでの公演は行っていない。

ザ・ヴァーヴの元フロントマンである彼は10月22日に、スイスのチューリッヒで開催されるツェルマット・アンプラグド・フェスティバルにソロで参加する予定となっている。これに続き、11月21日にはメキシコのメキシコシティで開催されるコロナ・キャピタル・フェスティバルにも出演する。この2つの日程は、リチャード・アシュクロフトのエージェントであるインターナショナル・タレント・ブッキングが正式に発表している。

また、今年のはじめにはノエル・ギャラガーがリチャード・アシュクロフトとアルバムを制作したいと発言しており、少なくとも弟のリアム・ギャラガーを苛立たせることになればいいと語っている。

「リチャードにはもうかなり会ってないが、何をやってるにしろアルバムを作ってくれていることを願うね。リチャードの電話番号を知ってる奴を知らないんだ。前にもらった番号にかけても全然出ない。クソでかい豪邸に住んでるから、たぶんラリってて『あの音はなんだろう?』ぐらいにしか思ってないんだろうな。『ジ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド』(2010)は死ぬほどいいアルバムだった。俺もリチャードと一緒にアルバムを作らないとだよな」

「俺はソウルは歌えないから、最後まで完成させてない曲が何曲かあるしな。これを聞いたらリアムが怒るかも。あー、戦争になるな。だったら、なおさらやるしかないぜ! あんたがこれを俺に思いつかせたんだから、絶対やり抜いてみせるよ。うまくいけば、リアムが自滅するかもしれないな」

一方で2013年にリチャード・アシュクロフトは、ザ・ヴァーヴの再結成や新人バンドの枠を奪ってまでフェスでヘッドライナーを務めることには興味がないと語っている。

「再結成はありえない。みんな現実的にならないといけないよね。俺たちがザ・ヴァーヴとして新しいアルバムを作ったことは誇りに思ってる。でも、ノスタルジックなのは息苦しいし、特にフェスでは若いバンドの邪魔になってしまうからね」

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