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ポール・マッカートニーカニエ・ウェストの共作におけるその「興味深いやり方」について語っている。

ポール・マッカートニーはカニエ・ウェストと“Only One”、“All Day”、“FourFiveSeconds”といった楽曲でコラボレーションを行っており、“FourFiveSeconds”にはリアーナも参加している。

ポール・マッカートニーはティム・ミンチンとのフェイスブック・ライヴ・チャットでコラボレーションのいきさつについて語っている。「電話をもらったら、マネージャーが『カニエ・ウェストがあなたと一緒にやりたがっています』と言ったんだ。それで、『よし、やってみよう』っていうことになったんだよ。最初はちょっと不安だった。すごくひどいものになる可能性もあると思っていたからね。でも、彼がどうやってやっているかを見るのにはそそられたんだ」

「そして、それは本当に興味深いやり方だったんだ」とポール・マッカートニーは続けている。「基本的に曲を書かないんだよ。話をしてちょっと即興してみて、それを全部携帯で録っておく。それで、彼は行っちゃうんだよ。だから、基本的には彼の楽曲だよね。でも、やってよかったよ。あんなふうにやったことはなかったからね」

「それで、レコーディングが終わった後、3ヶ月待ったんだけどさ」とポール・マッカートニーは続けている。「何も聴かされてなかったからね。『おい、どうなってるんだ?』って感じだったんだけど、むしろこう言うべきかなと思ったんだよね。『僕らは曲を書いたのか? これで曲ができるのか?』ってね。そうしたら、曲が届いて、リアーナとの曲だったんだけど……『素晴らしい』と僕は思ってね。彼に電話をかけたんだ。『これに僕が参加してるの?』って訊いたら、『ギターでだよ』って言われたから、『覚えてないよ』って返したんだ。そうしたら彼は『スピードを速めたんだ』って言ってたよ」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「そうやって彼らは音を加工するんだよね……でもさ、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の話もしたんだ。僕らも加工が大好きだったからね。今ってこういうことがたくさんあると思うんだ。だって、僕らもちょっと速めただけだからね」

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