レディオヘッドのギタリストであるエド・オブライエンはグラストンベリー・フェスティバルで初めてヘッドライナーを務めるフー・ファイターズとエド・シーランに対するアドバイスを訊かれて、答えている。
レディオヘッドは1997年と2003年のピラミッド・ステージに続いて3度目となるグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務める予定となっている。BBCラジオ1のアニー・マックの番組に出演したエド・オブライエンは、初めてのグラストンベリー・フェスティバルでのヘッドライナーをどう対処するかについて、いくつかの知見を語っている。
「そうだな、まずエド・シーランもフー・ファイターズも僕らからのアドバイスなんて必要としてないけどね」とエド・オブライエンは語っている。「彼らもドでかいライヴをやっているわけで、僕らよりも大きなライヴをやってるわけだからね。そうだな、でも、アドバイスもあるね。エド・シーランも、フー・ファイターズも素晴らしい仕事をやってのけるよ。だって、これってすべて謙虚さにまつわる感じなんだよね」
「僕とすれば、それをステージやグラストンベリーなんかでも持てないバンドっていうのは悪口で不快にさせて、全部彼らのことになるんだよね。『俺だ、俺だ、俺たちだ、俺たちだ』ってね。メイン・ステージに関することで言うと、覚えとかなきゃならないのは、その日の夜を単に締めくくるってことでね。単独公演じゃないんだからさ。巨大で、美しくて、素晴らしいフェスティバルの一部ってことなんだよ」
彼は次のように続けている。「その時の人々の熱狂や体験に2時間のサウンドトラックを提供しているってことを覚えておかなきゃいけないんだよ。お客さんはその日の夜に没入して、理想郷へと向かうわけでさ。バンドとしての自分とかってことじゃないんだよ。エゴや罵りは入口に置いてこなきゃいけないんだ。役目の問題なんだよ。それで、できる限りのことをやるんだ」
名作『OKコンピューター』の20周年を記念したセットリストになるのではないかという憶測について訊かれると、エド・オブライエンは次のように語っている。「セットリストを考え始めたところなんだ。去年、コールドプレイがバリー・ギブと素晴らしかったのは知ってるよ。でも、僕らはそういうバンドじゃないからね」
グラストンベリー・フェスティバルの主催者をステージに迎えるかについては次のように答えている。「そうだな。素晴らしいことになるかな? やるかもしれないね。僕らはそのことについて考えてないけど、でも、下地はあるんだろうからさ。何か起こるかもしれないよ。誰にも分からないよ」
レディオヘッドは現地時間6月23日にグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務める。同日には『OKコンピューター』の20周年記念エディションとなる『OKNOTOK』がリリースされる。
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