スリップノットはメキシコ・シティでの公演を撮影したライヴ映像作品『デイ・オブ・ザ・グサーノ』を9月6日に劇場公開することを発表している。
メンバーのショーン・クラハンが監督を務めた『デイ・オブ・ザ・グサーノ』は2016年10月に開催された「ノットフェス・メキシコ」を収録したもので、作品の説明として次のように述べられている。
「『デイ・オブ・ザ・グサーノ』は、この地球上で最もエキサイティングなライヴ・バンドの一つであるスリップノットの歴史的なメキシコ・シティでのパフォーマンスを記録しているだけでなく、バンドのファンの人生を深く掘り下げたものとなっています。マゴッツの呼称で知られるスリップノットのファンはバンドの栄光にとって必要不可欠なものです。高く評価されることになったこのライヴは混沌と興奮、そして過去の20年以上にわたる歳月で育まれてきたコミュニティを捉えています」
映画のトレイラー映像はこちらから。
スリップノットのコリィ・テイラーは先日、「ザ・セラピスト」に出演して10歳の頃に性的虐待を受けていたことを明かし、以下のように語っている。「当時、俺が暮らしていたとこでは、何度も引っ越しをしたから、急いで友人を作らなきゃならなかったんだ。それで一緒に遊んだり、つるんだりする奴がたった1人しかいなかったんだ。16歳だったんだけどね。彼は音楽をやるのに家によく呼んでくれたんだけど、ある日、違うことが起こったんだよ」
「長い間、このことは誰にも話さなかった。彼は俺だけじゃなく俺の母親も傷つけると脅してきたからさ」と彼は続けている。「彼は結局自分の家を燃やしたんだ。その夜のうちに一家はいなくなった。なんかクレイジーだったよ。俺は安全だと感じるまでに時間がかかった。誰にも言わなかったよ。確か18歳になるときまで。その時までには、俺はいわばはみ出し者の仲間を見つけていたんだ」
コリィ・テイラーはストーン・サワーとして9月に来日公演を行うことが決定している。
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