ザ・リバティーンズのカール・バラーは、バンドが次のアルバムに向けて「できる限り早く」取りかかるという先日の報道について疑問を投げかけている。
ザ・リバティーンズは9月11日に11年ぶりとなるニュー・アルバム『リバティーンズ再臨(Anthems For Doomed Youth)』をリリースする。同作は、2002年発表のファースト・アルバム『リバティーンズ宣言』と2004年発表の『リバティーンズ革命』に続き3作目のアルバムとなっている。
T・イン・ザ・パークに出演した際、リバティーンズのメンバーは全員一致でBBCに対して、次のアルバムを作ることに興味があることを認めている。ピート・ドハーティはアルバムの制作を「できる限り早く」やりたいと望んでいた。
しかし、今回『NME』の取材に答えたカール・バラーは、バンドの将来について「分からない」としており、「計画を立てることで、台無しにしたくない」として今のところ具体的な関わりについては触れていない。しかし、理想としては最終的に次の作品を世に出すことを考えたいとしている。
ピート・ドハーティの発言について訊かれたカール・バラーは次のように答えている。「分からないな。とにかく一歩ずつなんだよ。本当にわからないんだ。今は酔っぱらっていて40秒以上考えられないんだよ。分かってもらえるだろ、マジで。計画を立てることで、台無しにしたくないんだよ。でも、間違いなく、実現したら、きっといい感じだよね」
カール・バラーは、バンドのツアーにピートの薬物カウンセラーが帯同する件を受けてピート・ドハーティの健康状態についても尋ねられ、以下のように答えている。「健康状態については心配してないよ。問題は中毒なんだよ。薬物カウンセラーがいようがいまいが、俺が心配しているのは、人間を薄暗い場所への連れていくものだけだ。それは中毒なんだよ。すごく決まりきった話だけどさ。多くの人は薬物中毒について本当に理解してないと思うんだ。中毒について心配してるかって? そりゃそうだよね」
ザ・リバティーンズはニューアルバムの発売日を9月4日から9月11日に1週間延期している。
アルバムからはリード・シングルである“Gunga Din”や“Glasgow Coma Scale Blues”、アルバム・タイトル曲“Anthems For Doomed Youth”が公開されている。
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