ニルヴァーナによってレコーディングされ、これまで聴かれたことのない“E-Coli”と題されたデモがオンライン上で公開されている。
ニルヴァーナのデモ音源については、ここ数ヶ月でオンライン上への投稿が続いていて、今回の“E-Coli”もそのうちの1曲となっている。これまでには、“Sappy”の初期ヴァージョンや、カート・コバーンが以前に組んでいたフィーカル・マターのデモ・テープ全編がこれまでに公開されてきた。フィーカル・マターはドラムにグレッグ・ホカンソン、ベースに後にメルヴィンスのドラマーとなるデイル・クローヴァーを迎えて、1985年に結成されている。
“E-Coli”はレディットに匿名で公開され、1993年〜1994年にレコーディングされたものだと考えられている。
“E-Coli”の音源はこちらから。
また、カート・コバーンのドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』のサウンドトラックが11月6日にリリースされることも発表されている。
アルバムには映画で使用された音源を収録するほか、他の未発表音源も収録されると報じられている。ブレット・モーゲン監督は、その音源について「スラッシュ・メタルからラグタイムまで、その間のものすべて」に及ぶとしており、「寸劇での演技」も含まれるとしている。
ブレット・モーゲン監督は全体として、サウンドトラックについて以下のようにコメントしている。「カートが自分自身を生み出すことによって、単純にどれだけ嬉しかったか感じ取ってもらえると思う。彼の歌詞は本当に面白くてさ、時折、彼の笑顔やあたたかさを感じてもらえると思うよ」
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