フィル・コリンズは夜中に転倒したのを受けて、ロンドンでの2公演を延期している。
フィル・コリンズはロイヤル・アルバート・ホールでの連続公演のうち最初の3公演をすでに行っているが、6月8日と9日の公演を11月に延期している。
フェイスブックで発表された声明には次のように述べられている。「フィルは歩行を困難にしていた背中の手術の結果として『下垂足』を患っています。トイレに行くために夜中に起きて、ホテルの部屋で滑り、転倒中に頭を椅子にぶつけてしまったのです。彼は病院に搬送され、そこで頭の目の付近にある深い傷が縫合され、順調に回復しています。彼は24時間、経緯を見守ることになります」
「フィルはファンに心からのお詫びと感謝をしています」と声明は続けられている。「彼は10年ぶりとなった公演で素晴らしい1週間を過ごしていました。みなさんのあたたかい反応には感謝しきれませんし、彼は復帰するのを楽しみにしています」
66歳のフィル・コリンズだが、現地時間6月11日のケルン公演からツアーを再開する見込みとなっている。ブリティッシュ・サマー・タイムの一環として6月30日にロンドンのハイド・パークで行われる大規模公演は現在も実施される予定となっている。
延期されたロイヤル・アルバート・ホールでの公演は11月26日と27日に変更されている。6月8日のすべてのチケットは11月26日に有効となっており、6月9日のものは11月27日に有効となることがフィル・コリンズ側から発表されている。
フィル・コリンズは現時点での最新作となる『ゴーイング・バック』を2010年にリリースし、翌年に引退することを発表していたが、昨年に復帰することを発表していた。
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