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アラニス・モリセットが『ウーマンズ・ヘルス』誌の新たなインタヴューで異常食欲との闘いについて語っている。

アラニス・モリセットは先日、巨大な成功を収めることになったサード・アルバム『ジャグド・リトル・ピル』を4枚組で再発することを発表している。

オープンに語られている『ウーマンズ・ヘルス』誌のインタヴューで、アラニス・モリセットは大食のような障害について、ドラッグやアルコールの中毒と比較して語っている。

「異常食欲から回復したわたしにとって大きな疑問は、『食べ物におけるシラフってどういうことなの?』ってことなのよ」とアラニスは語っている。

「アルコールの場合は、アルコールを飲まず、バーにも行かなければいい。ヘロインの場合は近づかなければいい。でも、食べ物の場合、食べなきゃならないわけだし、一体どうすればいいの。わたしの場合、思い切り食べて、下剤で出して、空腹状態にして、食べ過ぎてって、尺度が上がったり下がったりするのよね。そんな状態から“シラフ”になるのはどうすればいいの?」

アラニス・モリセットは食べ物や食べることへの見解をどうやって変えようとしたかについても、詳しく語っている。

「わたしは人生の大部分から引き離されてきたの。異常食欲の場合、様々な形でそれは表れるわ。1人の若者としてセックスをすることについて境界を持てなくなるし、人の境界に気づくこともできなくなるし、たくさんの自分自身を傷つけることになるし、自分を大事に思えなくなるのよ。わたしにとって境界を持つことという考え方は、精神的な訓練の上で大きな位置を占めてるの。瞑想的に細胞を訓練することと合わせて、わたしをこの身体にいさせてくれるという点ですごく助けてくれるのよ」

「わたしはマカロニ&チーズで育てられてきたの。だけど、酪農製品を食べなくなったら、アレルギーがなくなったのね。高栄養価の緑野菜をたべてたら、よく眠れるようになったとか。イライラも少なくなったし。食べ物ってわたしには全部薬なのよ。別に種とかラズベリーばっかり食べてるってことじゃないわ。すごく楽しくて、総合型のアプローチなのよ」

新しい『ジャグド・リトル・ピル』の「コレクターズ・エディション」は10月30日にリリース予定で、オリジナル・アルバムのリマスターをはじめ、未発表のデモを収録したディスクや、未発表の1995年のライヴ音源、2005年にリリースされた『ジャグド・リトル・ピル・アコースティック』が、貴重な写真やアラニス・モリセット自身によるエッセイなどと共に収められるという。

この新たなヴァージョンは世界で30000セット限定でリリースされるとのことで、オリジナル・アルバムのリマスターと未発表のレア音源を収録した2枚組の「デラックス・エディション」もリリースされる。

アラニス・モリセットは、先日『ジャグド・リトル・ピル』をブロードウェイ・ミュージカルにすべく動いていることも明らかになっている。グリーン・デイの『アメリカン・イディオット』のミュージカルを手掛けた作曲家のトム・キットが、アラニス・モリセットや、ヴィヴェク・J・ティワリー、アーヴィッド・イーサン・デイヴィッドらをプロデューサーに迎えて、プロジェクトを進めているという。

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