メタリカは最新作より“Now That We’re Dead”の第2弾オフィシャル・ミュージック・ビデオを公開している。
メタリカは昨年『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』をリリースしており、“Now That We’re Dead”はアルバムからの最新シングルとなっている。
“Now That We’re Dead”のミュージック・ビデオはこちらから。
フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドは先日、サウンドガーデンやオーディオスレイヴのシンガーであるクリス・コーネルが亡くなったことについて自身の思いを明かしている。
クリス・コーネルは現地時間5月17日に享年52歳で亡くなったことが代理人によって発表されている。クリス・コーネルの死について代理人のブライアン・バンベリーは「突然の予期せぬもの」だったと発表し、死因については自殺であることが明らかになっている。クリス・コーネルの家族は、彼に処方されていた薬が自殺の原因であるという可能性に言及している。
ジェイムズ・ヘットフィールドは、最新インタヴューの中でクリス・コーネルの訃報について以下のように言及している。「そうだな。あのニュースを聞いて、自分の周りの人たちにハグしたくなったよ。本当にね。バンドメイトや周りにいた家族、家で待つ家族にね。今回の一件で、誰しもが自分自身にある闇に出くわして、それに捕まってしまったような心地になってしまいかねないんだってことを気付かされたよ」
ジェイムズ・ヘットフィールドは次のように続けている。「そして、そうなってしまったらーー少なくとも俺は時々自分の闇の深さを思い知るんだけどさーー自分の闇の中に入ってしまったら、そこには自分を救ってくれる誰かがいることや、前にも乗り越えたことのある闇だってことに気が付くのは難しいんだよ。時には本当に自分を喪失してしまうことだってある。当然、俺には……クリス・コーネルが何に苦しんでいたかは分からない。けどさ、俺たちは誰しもが自分の闇を抱えているんだよ。お互いにチェックしないといけないんだ。お互いにチェックし合うんだよ。お互いが元気にやれてるか確認するんだ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.