ワン・ダイレクションが来年3月をもって活動休止する可能性があるという。
『ザ・サン』紙によればハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、ナイル・ホーラン、リアム・ペインの4人によるワン・ダイレクションは、ソロ・プロジェクトに集中するため、長期間に及ぶ活動休止に全員で合意したという。もし事実であれば、12月2日にサン・ホセで開催されるライヴが最終公演となる。
報道によれば、バンドに近い情報提供元は以下のように『ザ・サン』紙に語ったという。「彼らは5年間一緒にやってきた。5年というのはボーイバンドにとって驚異的な活動期間だよ。彼らには少なくとも1年間はそれぞれ自身のプロジェクトをやる権利が充分にあるよ。彼らが仲が悪いというわけでは全然ないんだ。彼らの全員がこの決定に同意しているよ」
しかし、情報提供元はこの活動休止が「決して解散ではない」ことを強調しており、「将来、しばらくしたら一緒に活動するつもりなんだ。だけど、今は一旦終わりにして、世界で最も人気のあるグループとしてトップに立ったまま、終わりにするんだ」と話している。
ゼイン・マリクは5ヶ月前にワン・ダイレクションを脱退しており、その際に「普通の22歳に戻って、リラックスしたり、スポットライトの当たらないところでプライヴェートな時間を過ごしたい」という声明を発表していた。ゼイン・マリクはソロ・キャリアの計画も発表している。ゼインの脱退後、初の4人によるアーティスト写真(ページ上部のもの)はボディ・ランゲージの専門家によれば、グループの不和を示しているという。
先月、ワン・ダイレクションはニュー・シングル“Drag Me Down”を突如発表しており、彼らの通算5作目となるアルバムは今年のクリスマスに向けてのリリースが予定されている。このアルバムでのツアーは行われないことも報道によれば決定しているという。
ワン・ダイレクションはこれまで世界で5000万枚を売り上げており、世界中で見ると91曲のナンバー・ワン・ヒットを有している。
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