キッスはマンチェスター・アリーナで起きたテロ事件を受けて、自身のマンチェスター・アリーナ公演をキャンセルすることを発表している。
現地時間5月22日、マンチェスター・アリーナではアリアナ・グランデの公演が終わった直後に爆発があり、22名が亡くなっている。
キッスは現地時間5月30日にマンチェスター・アリーナで公演を行う予定だったが、キッスは公演をキャンセルすることを発表している。
バンド・メンバーのポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エリック・シンガー、トミー・セイヤーの4人で共同声明を発表し、次のように述べている。
「マンチェスターの無垢な犠牲者を生むことになった惨劇に心を傷めています。残念ながら、5月30日のマンチェスター・アリーナでの公演を行うことはできません。ライヴについても、現地のファンについてもずっと楽しみにしてきました。しかし、先日の事件を考慮すると、ロック・コンサートをキャンセルするよりも重要なことがあります」
「我々の思いと祈りは、事件の影響を受けた御家族や御友人、そして大変な時にあるマンチェスターのすべての人々と共にあります。我々はみなさんと共にあり、みなさんについて祈っています」
スクーター・ブラウンとアリアナ・グランデのマネージメントは現地時間5月24日に6月5日までの日程をキャンセルすることを正式に発表している。6月5日以降、ヨーロッパ・ツアーを再開させるかは現時点では明らかになっていない。
また、マンチェスター出身のノエル・ギャラガーは地元で起きたテロ事件について自身の考えを語り、「言葉もないって言うしかないよね。言葉はあるんだけどさ、残念ながら放送できる言葉じゃない」と語っている。
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