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アリアナ・グランデの2015年発表のシングル“One Last Time”が、ファンのキャンペーンによってイギリスのiTunesチャートで1位を獲得している。

アリアナ・グランデのファンらは、マンチェスター・アリーナでの爆発事件の犠牲者への追悼として、当日のセットリストにも含まれていた“One Last Time”をダウンロードを行っている。

ツイッター上でのファンによる反応は以下の通り。

「マンチェスターの事件の犠牲者を追悼するために“One Last Time”を買ったところ。“One Last Time”を買ってこの曲をナンバー1にして下さい。アリアネーター(彼女のファンの総称)たちよ安らかに」

https://twitter.com/elisevg2/status/867428718872072192

「みんな、アリアナの“One Last Time”をダウンロードして、“One Last Time”をチャートのトップにしよう!」

「アリアナの“One Last Time”がiTunesで4位」

「“One Last Time”がついにイギリスのiTunesで1位」

「みんなiTunesで“One Last Time”をダウンロードして。“One Last Time”をナンバー1にして、私たちの愛と敬意を示すの!」

アリアナ・グランデのコンサートを襲ったこのテロはマンチェスター・アリーナのロビーで爆発が起きている。爆発時は多くの観客が会場を後にするところで、多くの子供もそのなかには含まれていた。爆弾犯は現場で自家製の爆弾によって死亡しており、容疑者はマンチェスター出身のリビア系のサルマン・ラマダン・アベディであると判明している。イスラム国は犯行声明を出している。

アリアナ・グランデは今回のテロで怪我をしておらず、事件を受けてツイッターで思いを明かしており、「傷ついています。心の底から本当に、本当に残念に思っています。言葉がありません」と述べている。一方、アリアナ・グランデの母親であるジョアン・グランデはテロ発生時にファンを避難誘導していたことが明らかになっている。

“One Last Time”のリリック・ビデオはこちらから。

また、アリアナ・グランデは現地時間5月24日、マネージメントが6月5日までの日程をキャンセルすることを正式に発表している。6月5日以降、ヨーロッパ・ツアーを再開させるのは現時点では明らかになっていない。

アリアナ・グランデはフロリダの自宅に戻ったことも報じられている。

また、マンチェスター出身のノエル・ギャラガーはマンチェスターで起きたテロ事件について自身の考えを語り、「言葉もないって言うしかないよね。言葉はあるんだけどさ、残念ながら放送できる言葉じゃない」と語っている。

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