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22名が亡くなり、59名が負傷したアリアナ・グランデのマンチェスター公演を襲ったテロのさなか、アリアナ・グランデの母親が若いファンたちの安全を確保するためにバックステージに誘導していたことが報じられている。

アリアナ・グランデのコンサートを襲ったこのテロはマンチェスター・アリーナのロビーで爆発が起きている。爆発時は多くの観客が会場を後にするところで、多くの子供もそのなかには含まれていた。爆弾犯は現場で自家製の爆弾によって死亡しており、容疑者はマンチェスター出身のリビア系のサルマン・ラマダン・アベディであると判明している。

「TMZ」によれば、アリアナ・グランデの母親である48歳のジョアン・グランデは「爆発が起きた時はまだ最前列に座って」いたとのことで、「パニックになっていた若いファンたちをバックステージに誘導する手助け」をしたという。

ジョアン・グランデは10人ほどのファンたちをバックステージに連れていき、「安全に会場から出られるようになるまで一緒についていた」のだという。

アリアナ・グランデは今回のテロで怪我をしておらず、事件を受けてツイッターで思いを明かしており、「傷ついています。心の底から本当に、本当に残念に思っています。言葉がありません」と述べている。

今回の事件を受けて、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられており、テイラー・スウィフトリアム・ギャラガー、ジョニー・マー、ケイティ・ペリー、ハリー・スタイルズらを初めとした多くの人々が亡くなった方々やマンチェスターの人々に追悼の意を表明している。

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