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マンチェスターでの惨劇を受けて、テレビ司会者のジェームズ・コーデンはマンチェスターとアリアナ・グランデの公演でテロリストの襲撃によって亡くなった人々に追悼の意を表している。

爆弾犯がマンチェスター・アリーナのロビーを襲撃したことで、22名が亡くなり、59名の負傷者を生む事態となっている。爆発時は多くの観客が会場を後にするところで、多くの子供もそのなかには含まれていたという。容疑者は爆発の現場で亡くなっている。

悲劇的なニュースを受けて、ジェームズ・コーデンはマンチェスターへのメッセージを公開し、マンチェスターの音楽、カルチャー、逆境における精神性について讃えている。

ジェームズ・コーデンは次のように語っている。「今夜は先に収録してあったんだけど、イングランドのマンチェスターから恐ろしいニュースが届いて、アリアナ・グランデのコンサートで事件があったのを聞いたんだ。僕らはまだ正確な情報を持っていない。僕らが知っているのは複数の死者が出て、多くの負傷者がいるという悲劇的なニュースだけだ」

「この手のニュースを聞く度に衝撃を覚える。こうした襲撃が起きてしまうこともそうだけど、特に今夜のコンサートにはたくさんの子供がいたわけだからね。多くの人はマンチェスターに行くことはないだろう。でも、きっとこうしたことは知ることになるはずだよ。世界中でも有名な、素晴らしいものがたくさんあるんだ。素晴らしいサッカー・クラブであるマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッド。素晴らしい音楽でも有名でね、オアシスやジョイ・ディヴィジョンとかね。女性参政権運動のリーダーの出生の地でもあり、コンピューターを開発したアラン・チューリングの出身地でもある」

彼は次のように続けている。「コメディとキャラクターに溢れた場所でもあるんだ。でも、マンチェスターについて考える時、思うのはあの街の人々の精神性なんだ。言っておくけど、彼らほど強く結びついた人々を見つけるのは難しいだろうね。強靭で、誇り高くて、気遣いのある人々で、その中心にはコミュニティがある。もしなんなら、今夜はマンチェスターの人々の精神はさらに強靭になるだろうね」

ジェームズ・コーデンはさらに次のように続けている。「今夜、マンチェスターにいるすべての人々に思いと祈りを送ります。すべてのスタッフ、すべての警備員、すべての救急隊員、アリアナ、彼女のチーム、そして、今夜、影響を受けることになったすべての家族に送ります。今夜はみんなベッドに行って、すこし強く子供のことを抱きしめてあげましょう」

事件はテロによる襲撃と見られており、アリアナ・グランデは今回の爆発の犠牲者に敬意を表して、「傷ついています。心の底から本当に、本当に残念に思っています。言葉がありません」とツイートしている。

事件を受けて音楽界からも多くの追悼の声が寄せられており、マンチェスター出身のリアム・ギャラガー、ジョニー・マー、リアム・フレイ、ゲイリー・バーロウらも追悼を表明している。

※公開後、記事を修正しました。

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