Photo: GETTY
キッスのメンバーであるジーン・シモンズの自宅が、児童ポルノ法違反で家宅捜索を受けていたことが明らかになった。
「CNN」の報道によれば、子どもへの性犯罪の捜査の一環としてジーン・シモンズの自宅に立ち入るため、ロサンゼルス市警察（LAPD）が8月20日に捜索令状を取得したという。
しかし、LAPDのジョン・ジェナル警部補は「シモンズおよび彼の家族は誰一人として容疑者ではない」と明言した。さらに、シモンズ一家が「捜査に非常に協力的」とも述べている。
ジーン・シモンズの妻、シャノン・ツイード・シモンズは、ツイッターに「支援してくれてありがとう。私たちの自宅がこのような悪質な犯罪に使われていたなんて、こんな恐ろしいことはありません。この件については、警察が捜査を行っています」と投稿している。
娘のソフィ・ツイード・シモンズも同じように「支援してくれてありがとう。両親の自宅がこのような悪質な犯罪に使われていたことに恐怖を感じます。この件については警察が捜査中です」とツイートを投稿した。
「CNN」によれば、シモンズ家の広報担当者は「昨年、バンドのツアーで家を空けていた際に、犯罪が起こったと思われる」と発言している。
一方、ジーン・シモンズは先日ファンに対して、キッスが新しいアルバムの制作が進行中だと明言した。もう1人のフロントマン、ポール･スタンレーが新曲のリリースについては懸念をあらわにしているのをよそに、ジーン・シモンズは来年キッスが21枚目のアルバムをレコーディングすると発言している。
ジーン・シモンズは「メンバーに時間があるときにやるつもりだよ。俺の中の音楽を、外に出さなきゃならない。最近は“Your Wish Is My Command”っていう曲を書いた。キッスらしい曲だと思ってるから、キッスのアルバムの曲としてリリースすべきなんだ」と語っている。
ジーン・シモンズによると、新しいアルバムの制作にはメンバー4人全員が関わっていて、ポール･スタンレーはプロデュースを担当しているというが、一方で、彼は新しいアルバムは「必要だと感じない」と発言したとも伝えられている。ジーン・シモンズは「（ポールがプロデュースしてくれて）嬉しいよ。毎日スタジオに通う元気は、俺にはもうないからね。ポールは他の面で注目が集まることが少ないから、アルバムの制作に全力で集中できるんだ」と語っている。
65歳のジーン・シモンズは、バンドが新しいアルバムのレコーディングに集中する前に、「すべてのライヴをやり終える」必要があり、それは「少なくとも今年末まで掛かる」としている。
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