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デッドマウスは、豪華なゲスト陣が参加するニュー・アルバムを発表したカルヴィン・ハリスに対して批判を展開している。

カルヴィン・ハリスは現地時間5月9日、6月30日にアルバム『Funk Wav Bounces Vol. 1(原題)』をリリースすることを発表している。

カルヴィン・ハリスは以前、新作について「僕たちの世代でも最も偉大なアーティストたち」が参加すると語っていたが、アルバムに参加するゲストが発表され、フランク・オーシャン、トラヴィス・スコット、ケラーニ、フューチャー、ファレル・ウィリアムス、ケイティ・ペリー、ビッグ・ショーン、ジョン・レジェンド、カリード、ミーゴス、スクールボーイQ、アリアナ・グランデ、ヤング・サグ、D.R.A.M.、ニッキー・ミナージュ、リル・ヨッティ、ジェシー・レイエズ、パーティーネクストドア、スヌープ・ドッグが参加することが明らかになっている。

今回のカルヴィン・ハリスの発表を受けて、デッドマウスは「カルヴィン・ハリスが……ただのカルヴィン・ハリスだった頃を覚えてる奴はいるか?」と綴り、以下のように続けている。「バカな奴らにバカなものを売りつけるために、俺の大好きなものがポップ・カルチャーにレイプされてるのを見るのはマジで嫌いなんだ」

「何も真新しいものがないね。資本主義に迎合するために媚の売り方を知ってる奴らについての典型的なセルアウトのハッタリでしかない。成長しろよ」

デッドマウスはさらに、自身とバリー・マニロウ、ゴーストフェイス・キラ、ガース・ブルックスとのコラボレーションを発表するとジョークを飛ばしている。

デッドマウスによる一連のツイートは以下の通り。

「カルヴィン・ハリスが、ただのカルヴィン・ハリスだった頃を覚えてる奴はいるか? 他の連中は一体誰だ? どうしちまったんだって感じだよ」

「バカな奴らにバカなものを売りつけるために、俺の大好きなものがポップ・カルチャーにレイプされてるのを見るのはマジで嫌いなんだ」

「俺はコラボにアンチなわけじゃない。上手くいく時は上手くいくしな。とはいえ、その中には『トップであり続けるためにこれをやるんだ』っ漂ってくるものもあってね。『アート』じゃない」

「何も真新しいものがないね。資本主義に迎合するために媚の売り方を知ってる奴らについての典型的なセルアウトのハッタリでしかない。成長しろよ」

「俺は何か施してもらおうと思わないし、商業的に成功した奴らにくっついて、俺は他の奴らより上手くいってるぞって実感したいとも思わないね」

デッドマウスは昨年『NME』のインタヴューの中でツイッターでのビーフについて以下のように語っている。

「ツイッターでのビーフは、単に楽しいってだけだよ。俺にとっては、だけどね。簡単に先が読めちゃうところが好きなんだ。有名人が俺に何かバカなことを言うと、次にこういうことが起きて、疲れるまで応酬して、次の日にはすっかり忘れてる。で、またバカな応酬が始まるっていう。だから俺は『参ったな、俺のキャリアに傷がついた』なんて思いもしないんだ。だって、傷なんてつかないからね。とはいえ、キャリアを助けてくれもしないんだけどさ」

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