デンマークのとあるビール醸造所は、2015年に音楽フェスティバルで集めた50000リットルの尿を使って作った新たなビール、その名も「ピスナー」を発表している。
問題のビール醸造所であるノアブロ・ブリッゲフスがこの一件の首謀者で、2年前に開催されたロスキルド・フェスティバルで十分な量の尿を採取したという。
しかし、「ピスナー」には実際の排泄物が含まれているわけではなく、ロスキルド・フェスティバルで集められた尿を肥料として使用した大麦麦芽から作られたビールなのだという。
ノアブロ・ブリッゲフスの代表取締役のヘンリック・ヴァンは、新しいビールに尿が入っていないことを保証している。「僕らがピスナーの醸造を始めたっていうニュースが出た時にたくさんの人がビールに直接使用すると考えたんだよね。それについては大笑いさせてもらったよ」
https://twitter.com/dw_business/status/861578791243722752
今回のアイデアについてはデンマークの環境・食品省も支援したとのことで、今回のビールのコンセプトについて「ビアサイクリング」という言葉を生むことになったという。
ロスキルド・フェスティバルの参加者の一人であるアンダース・シェーグレンはこのビールに好意的な評価を与えている。「ちょっとでも尿の味がしたら、こき下ろすだろうけど、まったく気にならないよ」
今年のロスキルド・フェスティバルにはフー・ファイターズやア・トライブ・コールド・クエスト、アーケイド・ファイアらが出演する。
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