レディオヘッドの『OKコンピューター』のアルバム・ジャケットに描かれている高速道路の基となった実際の高速道路がファンによって発見されたかもしれないという。
レディオヘッドは先日、『OKコンピューター』の20周年記年盤を6月23日にリリースすることが決定している。アルバム・ジャケットはレディオヘッドの長年のコラボレーターであるスタンリー・ドンウッドとフロントマンのトム・ヨークによってデザインされている。
20周年の節目を前に、アルバム・ジャケットに描かれている高速道路がコネチカット州ハートフォードにある州間高速道路84号線と91号船のインターチェンジが基になっているのではないかという理論がファンによってレディットに投稿されている。
アルバム・ジャケットの基となった写真は同都市のヒルトン・ホテルから撮影されたのではないかとそのユーザーは指摘しており、レディオヘッドは1996年8月にハートフォードでライヴを行った後にこのホテルに宿泊している。この時の公演は『OKコンピューター』のアルバムでバンドがシーンに復帰するまでに行った最後のライヴの一つとなっている。
ちなみに、この高速道路については地元の議会議員が新たに地下のトンネルを建設して整地する案を提案している。
レディオヘッドは先日、『OKコンピューター』本編とBサイドのリマスター、そして“I Promise”、“Lift”、“Big Boots”というタイトルで知られてきた“Man Of War”という3曲の未発表曲を合わせて再発することを発表している。
ボックスセットについては次のように説明されている。「冷たい倉庫での20年間を経て、暗い食器棚から捕獲され、現存しないフォーマットから救い出されて明るみにでることになりました……『OKコンピューター』:オリジナルの12曲に3曲の未発表曲、8曲のBサイドはすべてオリジナルのアナログ・テープからあらたにリマスターされています。『OKコンピューター』の燃えたアートワークのダークなイメージが印刷された黒いボックスの中身には、3枚の180g重量の12インチ盤をはじめ、多くは私たち以外見たことのない30以上のアートワークや歌詞のない1曲を除いてすべての歌詞を収録したハードカバーの本が同梱されます」
「この重量級の1冊のもとには更なる驚きがあります。当時、トム・ヨークが走り書きした104ページのノートブック、スタンリー・ドンウッドとトム・ヨークによる準備作業としての48ページのスケッチブック、そして『OKコンピューター』のセッション音源やデモ・テープからコンパイルしたミックステープのカセットも同梱されます」
テキストは次のように続けている。「故意による難解さという非難を避けるために、6月23日には23曲を320k MP3と16ないしは24-bit WAVでダウンロードすることができます。ボックスセットに入るカセットの音源もダウンロードできます」
デラックス盤のトラックリストは以下の通り。
CD1
Airbag (Remastered)
Paranoid Android (Remastered)
Subterranean Homesick Alien (Remastered)
Exit Music (For A Film) (Remastered)
Let Down (Remastered)
Karma Police (Remastered)
Fitter Happier (Remastered)
Electioneering (Remastered)
Climbing Up The Walls (Remastered)
No Surprises (Remastered)
Lucky (Remastered)
The Tourist (Remastered)
CD2
I Promise
Man Of War
Lift
Lull (Remastered)
Meeting In The Aisle (Remastered)
Melatonin (Remastered)
A Reminder (Remastered)
Polyethylene (Parts 1 & 2) (Remastered)
Pearly* (Remastered)
Palo Alto (Remastered)
How I Made My Millions (Remastered)
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