バラク・オバマ元大統領はシカゴに建設する自身の大統領センターにレコーディング・スタジオを併設する計画を明らかにしている。
アメリカ合衆国の44代大統領を務めたバラク・オバマ元大統領は8年の人気を経て今年1月にホワイト・サウスを去っており、ここ数年のうちに自身の大統領センターをシカゴにオープンさせる予定だという。この施設は3つのキャンパスや、完全デジタルとしては初めてとなる大統領図書館、講堂、博物館、屋外の公演を有したものになる。
「CNN」の報道によれば、バラク・オバマ元大統領と妻のミシェル夫人はこの複合施設にレコーディング・スタジオを建設することを計画しており、この建設について「コミュニティに対しての移行型のプロジェクト」と評している。建設の暁には自身の有名な友人たちを招待することを考えているという。
「これは音楽のレコーディング・スタジオで、チャンス・ザ・ラッパーとか、ブルース・スプリングスティーンとか、みんなの好みに応じた人を招待して、どうやって音楽をレコーディングしたのか、語ってもらうことなんかができるんだ。そこには社会的意義や社会的主張があるからね」
この施設全体についてはバラク・オバマ元大統領は次のように語っている。「これは単なる建築でも、公園でもないんだよ。できれば、僕ら全員が市の南側に対して明るい未来を見ることができるようなハブになってほしいんだ……ここは市民参加のためのセンターであり、変化を作り出す人々やコミュニティにインスピレーションを与える場所なんだ」
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