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モリッシーが再び、バラク・オバマ・アメリカ大統領を「中身は白人だ」と批判的な発言をしている。

元ザ・スミスのシンガーであるモリッシーは、アメリカのブロードキャスター、ラリー・キングが司会を務めるオンライン・ショウ「Larry King Now」でのインタヴューの中で、自身のがんへの恐怖、サンフランシスコ空港でのセクハラ疑惑など、様々な近況について語っているが、その中で現在のアメリカの政治問題についても触れている。

最近、頻繁に発生している警察とアフリカ系アメリカ人コミュニティとの衝突に見られるアメリカの政情不安について言及したモリッシーは、オバマ大統領が警察側を擁護する姿勢であることを非難している。

モリッシーは、「オバマ大統領は多くの人を失望させたと思う。ファーガソンでの(白人警官による黒人青年射殺)事件をはじめとする様々な事件に対して、彼は一貫して警察が正しいと主張しているが、それでは民衆を助けることにはなっていないと思う。誰も警察が正しいだなんて思っていないよ」と語っている。

モリッシーは、6月にも、オルタナティヴ・ロックのニュースサイト「Alternative Nation」のインタヴューでオバマ大統領を「中身は白人のようだ」とし、「もっと、黒人であるということがどういうことなのか理解するべき」と語っているが、今回のラリー・キングとのインタヴューにおいても、「オバマ大統領は中身は白人なのかい? これは本当にマジな質問だよ。彼の中身は多分白人だね」と批判を続けている。

また、モリッシーは、このインタヴューの中で、民主党の次期大統領候補であるヒラリー・クリントンに対する国民の期待についての質問に対して、「彼女は期待されていると思うよ。あなた(ラリー・キング)は長い間、彼女のことを知っていると思うけど、今度はこの国のすべての人が彼女のことを知るべきだ」と答えている。

モリッシーのラリー・キングとのインタヴューの映像はこちらから。

モリッシーは、今週初めにジェームズ・コーデンの「ザ・レイト・レイト・ショー」に出演した際に披露した楽曲“Kiss Me A Lot”を今回の「Larry King Now」でも演奏している。

その時の模様はこちらから。

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