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キッド・ロックは先日、元アラスカ州知事のサラ・ペイリンとテッド・ニュージェントと共にホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領と面会を果たしたことが明らかになっている。

キッド・ロックとテッド・ニュージェントは現地時間4月19日、ホワイトハウスの大統領執務室でドナルド・トランプ大統領、サラ・ペイリン、テッド・ニュージェントの妻であるシェメイン・ニュージェント、キッド・ロックのフィアンセであるオードリー・ベリーと共に写った写真が公開されている。

キッド・ロックとテッド・ニュージェントはヒラリー・クリントンの肖像画の前でも記念撮影をしており、大統領選の対立候補であった彼女を揶揄しているようにも見て取れる。

米『ザ・ヒル』紙によれば、ドナルド・トランプ大統領から公式に招待を受けたサラ・ペイリンが、ゲストとしてキッド・ロックとテッド・ニュージェントを招待したのだという。

サラ・ペイリンは今回の面会についてフェイスブックに以下のように投稿している。「ホワイトハウスで素晴らしい夜を過ごしたわ。トランプ大統領、お招き頂きありがとうございます!」

公開された写真は以下の通り。

キッド・ロックは長きにわたってドナルド・トランプの支持者でいたことで知られており、自身のオンライン・ストアの中で「God, Guns & Trump(神と銃とトランプ)」と書かれたTシャツや、「Make America Badass Again(ヤバいアメリカを再び)」と書かれた帽子、大統領選でドナルド・トランプが勝利した州を色分けしたアメリカ地図をプリントしたTシャツなどのトランプ大統領・グッズを販売している。

また、キッド・ロックは先日、来年に行われるミシガン州の上院選挙の出馬候補者として名が挙がっている。

『デトロイト・フリー・プレス』によれば、ミシガン州の共和党中央委員会の一人は、キッド・ロックを理想的な候補として見ており、その理由として「知名度があり、従来の常識を覆すような発想を持ち、面白みのない従来の共和党のイメージを脱ぎ捨てられるところがある」と述べており、次のように続けている。「トランプに劣らぬような興奮を生みだしてくれるだろうと確信しています」

昨年、キッド・ロックは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで次のように語っている。「俺はトランプを評価してるよ。多くの人が感じてるように、民主党支持だろうが、共和党支持だろうが、ヒラリー・クリントンやバーニー・サンダース、マルコ・ルビオやテッド・クルーズにしたって、全部同じようにつまらないんだろうからさ」

キッド・ロックは共和党全国大会でもパフォーマンスを行っており、彼は2012年のミット・ロムニー大統領候補の際にも出演している。

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