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スコットランドのフェスティバル、T・イン・ザ・パークの主催者は、今年からの会場であるストラットハラン城において保護種の鳥が生息しているために、メイン・ステージの場所を移動しなくてはいけなくなったことを明らかにしている。
以前よりパースシャーの会場の境界にミサゴが巣を作ろうとしているということが報じられていた。ミサゴは保護種の鳥で、法律によって巣作りの間、荒らしてはいけないことになっている。
フェスティバルの環境面での責任者であるスティーヴ・テイラーは、『ザ・デイリー・レコード』紙に次のように語っている。「二つのことを調整したんだ。一つは工事のスケジュールで、もう一つは会場のレイアウトなんだよ。ミサゴは卵がかえるような時期はより繊細になるからね」
さらにスティーヴはこう続けている。「雛に羽根が生えて、巣を飛び立つことができるようになれば、僕らももっと音を出すことができるし、安心できるんだけどね。でも、現時点ではより繊細にならなければならないし、ミサゴの巣に一番近いエリアで大きい騒音が出ないように工事のスケジュールを調整したんだ。工事をする人間は明らかに入って作業を始めたいはずだけど、彼らもその権限の中で工事をすることに同意してくれたんだ」
「僕らはメイン・ステージの場所も動かしたんだ。それで場所を再設定したんだよ。ミサゴの保護には重要なことだったんだよね。今はもう動かして、緩衝地帯からはだいぶ離すことができたよ」
T・イン・ザ・パークは1994年からマザーウェル近郊のストラスクライド公園で開催されてきたが、3年後の1997年からはバラード空港跡地に移転して2014年まで開催されてきた。しかし、バラード空港跡地の一部を北海油田の第40番パイプラインが走っていることから、安全性の観点からストラットハラン城に移転することになった。
今年のT・イン・ザ・パークは、カサビアンとザ・リバティーンズ、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズがヘッドライナーを務める予定となっている。
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