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ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズは最新インタヴューでテイラー・スウィフトとの交際について語っている。

ハリー・スタイルズは先日ソロ・デビュー・シングル“Sign Of The Times”をリリースして、ソロ・キャリアに乗り出しており、ソロ・デビュー・アルバムは5月12日にリリースされる。

ハリー・スタイルズは2012年10月から2013年1月までテイラー・スウィフトと交際していたと報じられており、米『ローリング・ストーン』誌の最新インタヴューでその関係について訊かれると冗談を飛ばしている。「まずはトイレに行ってこようかな。長くなるかもしれない。実際、『トイレに行ったまま戻ってこなかった』なんてことになるかもよ」

パパラッチによって撮影されたニューヨークのセントラル・パークでの有名な二人の写真については次のように語っている。「あの日の写真を見ると、いくつであろうと恋愛は難しいなと思うんだ。18歳の時なんてどうすればいいのか、分かってないわけでさ。すべてうまく進めようとしたんだけど、簡単にはいかなかったよね。それに関係を始めるのも不器用だったしさ。本当に好きな人と交際する。シンプルなことのはずだよね? いい勉強になったよ。でも、本心を言えば、普通に交際したかったな」

“Out Of The Woods”や“Style”といった楽曲は自身との関係について書かれたものかと訊かれると、次のように答えている。「本当に僕のことかどうかは分からないけどさ。でも、彼女はすごく優れているわけでね。どこに行っても彼女の曲が流れているだろ。それに、僕だって自分の経験をもとに曲を書く。みんなそうさ。それに僕らの関係がそういう楽曲につながったのなら、僕は自分を幸運だと思う。そうしたものが心を打つわけでね。言いにくいことだったり、ほとんど喋ってこなかったこととかさ。二人の間のこととかね。僕は誰にもすべては話さないだろうね」

続けて「テイラー・スウィフトに伝えたいことはあるか?」と訊かれると、少し間を置いてこう答えている。「上手くいかないことだってあるわけでさ。上手くいかないことでも、いずれは上手くいくこともたくさんあるわけでね。そういうことについて曲を書いてくれることで、一緒に過ごした時間に敬意を表してくれたわけだからさ。僕らの関係が君の中で強いもので、何かを感じさせてくれるものだったってことにしてくれたわけでさ。『全然上手くいかなかった。もう最悪』っていうんじゃなくね。楽曲のネタにした相手にバッタリ会ったら気まずいかもしれないし、酒を飲まずにはいられなくなってしまうかもしれない。でも、何かを共有したわけだからね。新しい人と出会い、いろんな体験を共有する。それって最高のことだからね。だから、『ありがとう』かな」

ハリー・スタイルズは続けて、現在のガールフレンドとの交際が自身のソロ作品に影響を与えたことを明かしている。「彼女はアルバムの大部分を占めてるんだ」と語ったハリー・スタイルズは、交際を噂されているケンダル・ジェンナーのことかと指摘されるも、具体的な名前に言及することなく話を進めている。「時々、彼女に敬意を示したい気持ちになったり、心からの感謝を伝えたくなるんだ。自分のことを曲にしてるんだって気づいてくれたら嬉しいね」

ハリー・スタイルズはまた、自身の初恋についても言及している。「僕の初めての正式なガールフレンドの話は笑えるんだけどさ。その子にはミステリアスな一面があってね。というのも、僕らの学校じゃなかったからさ。僕は彼女にぞっこんだったんだけどね。でも、彼女はどうかと思うくらい気付いてくれなくてね。辛かったよ。僕が15歳の時だね。彼女は僕の家から電車で1時間30分くらい離れていたところに住んでいてね。僕は3年間パン屋さんで働いていたんだけど、土曜日は16時30分に仕事を終えて、16時42分の電車に乗らないといけなかったんだ。それを逃したら次の電車は1時間か2時間後っていう具合でさ。だから仕事が終わったら駅まで全力疾走だったよ。給料の7割は電車代に費やしたんじゃないかな。それから、あの子の香水の香りも思い出すよ。取り留めのないことだけどさ。いつもあの香水の香りがしてたからね。エレベーターとかレセプションとかで(その香りがする人を見つけると)言うんだ、『その香水、エイリアンでしょ?』ってね。感心してくれる人もいれば、気味悪がられる時もあるけどね。『ニヤニヤしないでくれる?』ってね」

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