Mark Seliger / PRESS

Photo: Mark Seliger / PRESS

シェリル・クロウは、過去に乳ガンを克服した経験を振り返り、生命の危機に陥ったことが「人生についての基準」を考え直すきっかけになったと語っている。

グラミー賞を受賞した“All I Wanna Do”などの楽曲で知られるシェリル・クロウは2006年、乳ガンを患って、乳房の摘出手術を受けている。それ以来、ガンが再発することなく現在55歳となっているシェリル・クロウだが、乳ガンを克服してから人生が大きく変化したと感じているという。

「乳がんを患ったことは、間違いなくハイライトね」とシェリル・クロウは『ピープル』誌に明かしている。「あれがあったから私はもう一度人生についての基準を改めて、自分が望む生き方のガイドラインを作り直せたの」

シェリル・クロウはまた、乳ガンを克服した後に母親になった経験も同様にターニングポイントになったと語っている。シェリル・クロウは2007年にワイアット君を、2010年にリーヴァイ・ジェームス君を養子として迎え入れている。

「息子たちを養子として迎えたことは、これからも永遠に続いていく人生で一番のビッグイベントだし、何もかもが素晴らしくなっていくんだって思わせてくれたの」とシェリル・クロウは語っている。

2013年になると、シェリル・クロウはより多くの時間を子供たちと一緒に過ごしたいと考えるようになり、ツアーやスタジオでの作業に費やす時間を減らすことを決断したという。

「もうこれ以上、夜に家にいないっていうことをしたくなかったの」とシェリル・クロウは続けて語っている。「子どもができたら、間違いなく優先順位が変わってしまうわね。私はずっと一緒にいてあげることが一番大切なことだと思ったの」

シェリル・クロウはこれまでのロックスター風な生活スタイルを改め、典型的な母親としての役割をまっとうしているとし、子どもたちを学校まで送り迎えして、夕飯の時間には家にいるよう心がけているのだという。

シェリル・クロウは新たな生活スタイルの中で音楽制作を続けており、ニュー・アルバム『ビー・マイセルフ』を4月21日にリリースする。

「夜の何時だってお構いなく、遊びたい時に友達と遊んだりお酒を飲んだりして、そこからクリエイティヴになったり曲作りのヒントを得たりするっていう贅沢なことはもうできないわ」とシェリル・クロウは語っている。「私は子どもたちが学校に行ってる時間だけでアルバムをレコーディングしたの。夕食の時に毎晩、家にいられるってすごくいい気分よ」

iTunesではアルバムの予約が受け付けられており、予約すると先行で“Halfway There”と“Long Way Back”をダウンロードできる。

リリースの詳細は以下の通り。

Sheryl Crow / シェリル・クロウ
ニュー・アルバム『Be Myself / ビー・マイセルフ』
2017年4月21日リリース
1. Alone in the Dark / アローン・イン・ザ・ダーク
2. Halfway There / ハーフウェイ・ゼア
3. Long Way Back / ロング・ウェイ・バック
4. Be Myself / ビー・マイセルフ
5. Roller Skate / ローラー・スケート
6. Love Will Save the Day / ラヴ・ウィル・セイヴ・ザ・デイ
7. Strangers Again / ストレンジャーズ・アゲイン
8. Rest of Me / レスト・オブ・ミー
9. Heartbeat Away / ハートビート・アウェイ
10. Grow Up / グロウ・アップ
11. Woo Woo / ウー・ウー

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ