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ジェイ・Zはスポティファイから自身のカタログ音源の大半を取り下げるという強硬手段に出ている。

ブルックリン出身のラッパーであり、ストリーミング・サービス「タイダル」の共同オーナーも務めるジェイ・Zは、スポティファイの運営方針に抗議するために、自身のヒット作やシングルの大半をスポティファイから取り下げるという「強硬手段」に出たとみられている。

ジェイ・Zはスポティファイから自身のカタログ音源の大半を引き下げており、現在スポティファイで配信されているジェイ・Zのアルバムは、1996年発表の『リーズナブル・ダウト』、1997年発表の『イン・マイ・ライフタイム Vol.1』に、そして1998年発表の『Vol.2 ハード・ノック・ライフ』のみとなっている。また、他にもリンキン・パークとのコラボレーション・アルバムである2004年の『コリジョン・コース』、シングル曲ではカニエ・ウェストとのコラボレーション・アルバムである『ウォッチ・ザ・スローン』の楽曲“H.A.M”、ジェイ・Zがリミックスに参加したファット・ジョーとレミー・マによる“All The Way Up”、カニエ・ウェストのシングルにジェイ・Zが参加した“Clinique”などは依然としてスポティファイで聴くことができるという。

米『ビルボード』誌によれば、スポティファイは「アーティスト側の要請」のためにジェイ・Zの作品を引き下げたことを認めているという。

ジェイ・Zは一方、現地時間4月7日に突如発表されたフランク・オーシャンのニュー・シングル“Biking”にタイラー・ザ・クリエイターと共に参加し、音楽への復帰を果たしている。“Biking”は、フランク・オーシャンが先月リリースしたシングル“Chanel”に続くリリースとなっており、現地時間4月7日に自身が司会を務めるアップル・ミュージックのラジオ「ブロンディッド・レディオ」の番組内で初公開している。

新曲“Biking”はこちらから(新曲は番組の1時間35分25秒から)。

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