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キース・リチャーズとウィリー・ネルソンは現地時間4月6日に、亡くなったマール・ハガードの追悼コンサートで共演を果たしている。

このコンサートはマール・ハガードの一周忌を記念して行われたもので、マール・ハガードは昨年、肺炎で亡くなっている。享年79歳だった。マール・ハガードは全盛期の60年代はカントリー界でも最大のスターの一人で、そのキャリアを通して2つのグラミー賞を受賞している。

ナッシュヴィルのブリジストン・アリーナで行われた「シング・ミー・バック・ホーム」と題されたコンサートにはキース・リチャーズ、ウィリー・ネルソン、シェリル・クロウ、トビー・キースらが出演し、マール・ハガードへのリスペクトを表明している。キース・リチャーズとウィリー・ネルソンがマール・ハガードの“Sing Me Back Home”で共演を果たしており、ファンが撮影した映像がオンラインで公開されている。

キース・リチャーズは先日亡くなったチャック・ベリーにも追悼の意を表明しており、チャック・ベリーとの思い出を振り返っている。

米『ローリング・ストーン』誌にチャック・ベリーへの追悼コメントを寄せたキース・リチャーズはチャック・ベリーについて「俺たち全員の草分け」であり、「途轍もなく多才」だったとしている。

キース・リチャーズはまたチャック・ベリーに殴られた事件について次のように綴っている。「チャック・ベリーが俺の目にあざをくれたことがあってね。俺は彼の最大の“ヒット”と呼んでるんだけどさ。彼がニューヨークかどっかでやるのを観に行ったんだ。楽屋に行ったら、ケースの中にギターがしまってあってね。職業上の興味として見たくなってさ。それで弦をつまびいてたら、彼が入ってきて、俺の左眼を思いっきり殴ったんだ。でも、俺が間違ってたと痛感したよ。俺が自分の楽屋に入っていって、俺のギターを誰かがいじくってたら、間違いなくそいつを殴るだろうからね。そうだろ?」

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