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ニール・ヤングが今年のロックの殿堂の式典でパール・ジャムの紹介者を辞退したことを受けてニール・ヤングの担当者は彼の健康状態について詳細を明かしている。

現地時間4月5日、ロックの殿堂はツイッターで現在は引退しているテレビ司会者のデイヴィッド・レターマンがニール・ヤングの代わりを務めることを発表している。ニール・ヤングの欠席は詳しくは明かされていない病気のためとされていた。ニール・ヤングがパール・ジャムを紹介することについては今年1月に発表されていた。

今回、ニール・ヤングの担当者は「ピッチフォーク」に対して「調子が悪いのですが、病気は深刻なものではありません」とコメントしている。

ニール・ヤングとパールジャムは長年の交友関係と共同作業で知られ、パール・ジャムは1993年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズでニール・ヤングと共に“Rockin’ In The Free World”をカヴァーしている。パール・ジャムは普段のライヴでもニール・ヤングのカヴァーを披露しており、1995年にはニール・ヤングとのアルバム『ミラー・ボール』を発表している。

今年の式典ではジャクソン・ブラウンがジョーン・バエズの紹介役を務め、ラッシュのゲディー・リーとアレックス・ライフソンがイエスの紹介役を務める予定となっている。エレクトリック・ライト・オーケストラ、ジャーニー、トゥパック・シャクールも今年殿堂入りを果たす予定となっている。

昨年はN.W.A.、チープ・トリック、シカゴ、ディープ・パープル、スティーヴ・ミラーが殿堂入りを果たしている。N.W.A.の殿堂入りはある界隈では物議を醸すことになり、キッスのジーン・シモンズはラップ・アクトの殿堂入りを批判していた。

2017年の候補者のリストには他にシック、デペッシュ・モード、ジェーンズ・アディクション、ジャネット・ジャクソン、クラフトワーク、MC5がノミネートされていたが、最終的にロックの殿堂入りを逃している。

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