今は亡きニルヴァーナのフロントマンであるカート・コバーンが幼少時代に過ごした家が現在売りに出されているが、ワシントン州アバディーンにあるその家の希望価格が71000ドル(約880万円)引き下げられたことが明らかになっている。
その物件は1522平方フィートの広さの平屋建てで、元々は2013年に40万ドル(約4950万円)で売りに出されていた。そして、今年の初めにも再び40万ドルの価格で売りに出されている。
地元のニュース媒体「カーブド・シアトル」によれば、この家の希望価格は現在32万9千ドル(約4080万円)まで下がっているという。
また、その報道によれば、売り主はその物件でトラブルに見舞われたとのことで、物件は「破損していて、ある程度きちんとした修繕が必要な」状態だという。
その物件は4つの寝室があり、幼い頃のカート・コバーンが残した跡や落書きも残っており、10代の時に壁を殴って空けた穴や、カート・コバーンの家族が使っていた絨毯やダイニング・テーブルもあつという。
2014年にはこの家を記念館にするために資金を調達するキャンペーンも行われている。
カート・コバーンの両親は、1969年、カートが2歳の時にこの家を購入し、両親が離婚する9歳までこの家に住んでいた。また10代になった後も、一定期間この家に戻ってきていた。
カートの家の写真はこちらから。
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