ピンク・フロイドが『狂気』のレコーディングに使用したミキシング・コンソール、アビイ・ロード・スタジオEMI TG12345 MK IVがオークションにて180万7500ドル(約2億円)で落札されたという。
このミキシング・コンソールは、EMIエンジニアにより製作された2つのカスタム・コンソールのうちの1つで、1971年~1983年にかけてアビー・ロードの第2スタジオで使われたもので、ポール・マッカートニーやケイト・ブッシュ、ジョージ・ハリソンらのアーティストのレコーディングに使用されたという。
このコンソールは1983年にアビイ・ロード・スタジオが機材の刷新をする際にマイク・ヘッジズによって引き取られ、今回彼が競売に出品している。落札者の情報は明らかにされていない。
Recording console used to record #PinkFloyd's "Dark Side of the Moon" sells for $1,807,500 inc. premium #TCMAuction https://t.co/Wcnk5Gcvd5 pic.twitter.com/QwzYyYNKlL
— BONHAMS (@bonhams1793) March 27, 2017
ピンク・フロイドは3月24日に、昨年11月にリリースされた27枚組ボックス・セット『The Early Years 1965-1972』が6つの商品に分割されてリリースされている。
活動時期によってマテリアルが6分割されており、『1965-1967 CAMBRIDGE ST/ATION』、『1968 GERMIN/ATION』、『1969 DRAMATIS/ATION』、『1970 DEVI/ATION』、『1971 REVERBER/ATION』、『1972 OBFUSC/ATION』の6商品がリリースされている。
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