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ザ・キンクスのデイヴ・デイヴィスは過去に何度かUFOに遭遇したと語っている。

3月31日に最新ソロ・アルバム『オープン・ロード』をリリースする70歳のデイヴ・デイヴィスは、長年にわたってUFOやオカルトの信者であることでも知られている。

「僕はUFOを目撃したことが何度かあってね。実に興味深い体験だったよ。イングランドのデヴォン北部で目撃したんだけど、空に光がジグザグに進んでいくのが見えてね。その後、その体験についてもっと深く考察してみたら、エイリアンとコミュニケーションを取っていたことに気がついたんだ。サイキックな印象だけどね」

自身の体験談についてデイヴ・デイヴィスは「ヴァルチャー」に対して次のように続けている。「僕がした体験を僕よりもうまく説明できる人はたくさんいるとは思うんだけどね。一度UFOに遭遇すると、その時の感情が潜在意識や超意識下に潜り込んでいくんだよ。UFO研究に夢中になった頃、そうした感情がどのようなものか検証してみたんだ。それで、僕はほぼ間違いなく天狼星、つまりシリウスと繋がったに違いないって確信したんだよ。シリウスは地球と深い繋がりがある星なんだ」

一方、デイヴ・デイヴィスの兄であるレイ・デイヴィスは先日、バッキンガム宮殿で行われた式典でナイトの称号を贈られている。

2004年にはエリザベス女王から大英帝国三等勲爵士であるCBEを贈られているレイ・デイヴィスだが、新たにナイトの称号が贈られることについて以前、次のように語っていた。「最初は驚きや謙虚な気持ち、嬉しさ、そして恥ずかしさがちょっと入り交じった感じだったんだ。でも、このことについて考えてみたんだけど、これはファンや家族、そして僕にインスピレーションを与えてくれた人たちのためのものだと思って受け入れたんだ」

レイ・デイヴィスはまた10年振りとなるスタジオ・アルバム『アメリカーナ』を4月21日にリリースすることが発表されている。ザ・キンクスは、1990年にロックの殿堂入りを果たしている。

レイ・デイヴィスは一昨年12月にイズリントン・アセンブリー・ホールで行われた公演で短いながらもデイヴ・デイヴィスと共演を果たしており、これがバンドの再結成の噂に火を点けることとなった。

『イヴニング・スタンダード』紙に対してレイ・デイヴィスはこれを受けての再結成について言及している。「今も払拭するのに長い時間がかかってるんだ。ちょっとの間、彼と共演したけど、あの公演を理由に、再結成について話をし始めると考えるのはあまりにもロマンチックだと思うよ」

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