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クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマンであるジョシュ・オムはサイン収集家の男との口論の中で「暴行」をふるったとして訴えられている。

問題の口論は昨年4月にジョシュ・オムがイギー・ポップの『ポスト・ポップ・ディプレッション』ツアーに参加した際のものとなっている。サインの売人と思われる男に屋外でサインを求められたジョシュ・オムはサインを断っており、男はジョシュ・オムに対して「俺たちが90ドルのチケットや30ドルのTシャツを買うので金儲けしやがって」と言い放っている。ジョシュ・オムはそれに対して「負け犬野郎」、「甘えん坊のクソ野郎」と応じている。

その時の模様はこちらから。

今回、「オルタナティヴ・ネイション」の報道によれば、現地時間3月20日に学校教師で、趣味でサインを収集しているという教師のジェイソン・レックローンがウェイン郡巡回裁判所に対して訴状を提出したという。

訴状には、ジョシュ・オムが「サインを求める人々に対面した際、『俺はお前みたいな寄生虫のeBayのオークション屋のためにサインなんかしない。おれはお前が俺を利用して金儲けしてるのにうんざりしてる。でも一緒に写真なら撮るよ』といった旨の発言を行いました」と記されているという。

「原告は被告のジョシュ・オムが公演を見に行った人々から利益を得ていることを指摘しています。被告のジョシュ・オムは写真撮影を始めましたが、写真撮影の間も原告を罵っていました」

訴状はさらに次のように続いている。「被告のジョシュ・オムは最後の写真撮影を終えると、原告に近づき、真正面から罵声を浴びせました」とあり、イベント後のパーティーから戻った後も「再び原告と顔を合わせ、顔を殴ってやりたいなどと原告を脅迫しました」

また、ジョシュ・オムは「指を原告の顔から数インチのところまで突きつけ、意図的に、肉体的に、原告の肩のあたりを強くつかんだ」ことについても非難されている。

ジェイソン・レックローンは、この暴行、中傷、虚偽の風説の流布、利益の横領、意図的に精神的苦痛を与えたことに対して最低でも2万5千ドル(約278万円)を求めている。ジョシュ・オムはまだこの訴訟について反応を示していない。

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは今夏ツアーを行うことが予定されており、フジロックフェスティバル ’17に出演することも決定している。

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