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チャック・ベリーの遺族は訃報を受けて声明を発表しており、遺作となるアルバムのリリースについて言及している。

現地時間3月18日にチャック・ベリーは亡くなっており、ザ・ローリング・ストーンズやブルース・スプリングスティーン、クイーンのブライアン・メイらが追悼の意を表明している。遺族は訃報を受けて声明を発表している。

「チャックが土曜日に亡くなってから、彼の90歳の誕生日である2016年10月18日に元々発表した、来たるアルバム『チャック』の状況について、友人やファン、メディアからお問い合わせを多数いただいています」と遺族は述べている。

「ここ数ヶ月、実際にはここ数年だったのですが、このアルバムのリリースの準備に取り組むことはチャックに喜びと満足感という感覚を多分にもたらすことになりました。今はとても重い心境ですが、チャックにとってこのアルバムが世に出ることほどの願いはなかったことを我々は知っていますし、彼の90年にわたる人生は音楽を通して祝福して記憶する以上に最良の方法はないことを分かっています」

声明は次のように続けられている。「今週、アルバムの更なる詳細と楽曲に関して発表するべく、ここ数ヶ月にわたって計画が進められ、デュアルトーン・レコーズの友人と共に準備を行ってきました。チャック・ベリーへの追悼として、そして世界中のファンへの感謝として、今後、数日の間にその計画をまっとうしたいと思っています」

チャック・ベリーはロックンロールにおける先駆者と見なされており、ファースト・シングルの“Maybellene”はロックンロールのヒット曲として最初のものの一つとなっている。チャック・ベリーは1984年にグラミー賞の特別功労賞を受賞しており、1986年にロックの殿堂入りを果たしている。

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