ザ・キンクスのフロントマンであるレイ・デイヴィスは、バッキンガム宮殿で行われた式典でナイトの称号を贈られている。
レイ・デイヴィスは2017年の新年の大英帝国勲章の受賞リストに入っており、現地時間3月16日に芸術分野への貢献からチャールズ皇太子よりナイトの称号が贈られている。
ナイトの称号が贈られることについて以前にレイ・デイヴィスは次のように語っていた。「最初は驚きや謙虚な気持ち、嬉しさ、そして恥ずかしさがちょっと入り交じった感じだったんだ。でも、このことについて考えてみたんだけど、これはファンや家族、そして僕にインスピレーションを与えてくれた人たちのためのものだと思って受け入れたんだ」
今回、ナイトの称号を贈られた時の写真を72歳のレイ・デイヴィスはフェイスブックに公開している。「3分間続いてね、非常にうまくいったよ」と彼は『デイリー・メール』紙に対して語っている。「それでさよならを告げて家に帰ったんだ」
50年以上のキャリアを通して、レイ・デイヴィスはザ・キンクスで“You Really Got Me”、“All Day and All of the Night”、“Waterloo Sunset”、“Sunny Afternoon”、“Lola”といった様々な名曲を手掛けている。彼の作品はデヴィッド・ボウイ、スマッシング・パンプキンズ、ジャクソン・ブラウン、ヴァン・ヘイレンらによれカヴァーされている。
レイ・デイヴィスは一昨年12月にイズリントン・アセンブリー・ホールで行われた公演で短いながらもデイヴ・デイヴィスと共演を果たしており、これがバンドの再結成の噂に火を点けることとなった。
『イヴニング・スタンダード』紙に対してレイ・デイヴィスは、先日の束の間の再結成について言及している。「今も払拭するのに長い時間がかかってるんだ。ちょっとの間、彼と共演したけど、あの公演を理由に、再結成について話をし始めると考えるのはあまりにもロマンチックだと思うよ」
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