エリー・ゴールディングは「無力感にさいなまれることになった」不安神経症との闘病について語り、向き合うために用いた方法について語っている。
2014年にブリット・アウォーズを受賞しているエリー・ゴールディングは健康情報サイト『ウェル+グッド』によるインタヴューで、フィットネスでパニック障害や不安を解消したことを明かし、自身の抱える不安について「何もかもが(発作の)引き金になりうることが一番恐ろしい」と語っている。
エリー・ゴールディングは自身の抱えていた不安について、家から出られないほど深刻なものであったことを明かしている。「ポップスターとしての新たな人生が地元の友だちが思っていたほど華やかじゃなかったのは確かね」とエリー・ゴールディングは語っている。「陰でひっそりと、身体的にも精神的にも本当に苦しんでいたの」
「自分自身を充分に信じてあげられなかったことがパニック障害を引き起こした要因だと思ってる。私はみんなが思ってくれているほどいいシンガーではないのにって怖かったの。期待が高まっていくにつれて、自分を含めてみんなを失望させてしまうのが怖かったのよ」
続いて、セラピーには通っていたものの、依然として不安神経症と葛藤していたと明かしている。「去年、私はグラミー賞でパフォーマンスするっていうお話をいただいたの。この上ない名誉よね。でも、想像つくでしょうけど、精神的にかなりキツいことなの。ステージに上がる前、私は自分で自分を鼓舞していたわ。テレビでパフォーマンスをする度に、緊張で何もできなくなっちゃうことにはウンザリだったのよ。今は私にふさわしい場所に立ってるのよ、って自分に言い聞かせたの。他の人が信じてくれなくても、自分を信じてみなきゃってね」
フィットネスやエクササイズの恩恵についてエリー・ゴールディングはこう続けている。「アドレナリンに背中を押される感じが好きなの。フィットネスをやり続けるっていうのは、何時間もジムにいるっていうことじゃないのよ。自分が本当に好きなワークアウトを見つけるっていうのがポイントなの。トレーナーのファイサル・アブダラーとワークアウトしたり、(ボクシングやキックボクシングなどの)クラスを受講すればするほど、自分の調子が良くなっていくのが分かるの」
「外見を変化させたいってことじゃないのよ。自分自身と向き合って、もっと内面を良くして強くなることが目的なの。人生の他の面にも影響してきているわ。今では心から、もしあなたがワークアウトすることが好きじゃなかったとしても、エクササイズは心にとって素晴らしいことなんだって思ってるの」
エリー・ゴールディングはさらに次のように続けている。「時間はかかったけど、みんなパフォーマンスをする前には緊張するものなんだって思えるようになったの。今では自分のことをもっと信じられるようになったし、自信を持てるようになったわ。ワークアウトしてる時もステージで歌ってる時でも、家で1人で過ごしてたってね」
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