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U2のベーシストであるアダム・クレイトンは、依存症治療に対する支援の功績が認められ、グラミー賞を主催するザ・レコーディング・アカデミーが設立したミュージケアーズによる第13回MAP基金慈善コンサートで、スティーヴィー・レイ・ヴォーン賞を受賞することが明らかになっている。

コンサートは今年6月にニューヨークのプレイステーション・シアターで開催され、出演者は間もなく発表される予定となっている。

「ミュージケアーズは、私たちの業界で苦しむ人々を支援するために極めて重要な活動を行っています」とアダム・クレイトンは声明の中で綴っている。「自分の経験から、必要な時に手が届くような支援を受けられる環境の重要性を知っていますし、このような重要な組織に自分が貢献できることをいつも嬉しく思っています。6月のイベントをとても楽しみにしています」

現在57歳のアダム・クレイトンは、過去にドラッグとアルコールの依存症に苦しんでいたこと、現在まで20年以上にわたってアルコールを絶っていることを公にしている。

ミュージケアーズは、依存症の治療やリハビリ等のニーズに合わせて支援を提供するプラットフォームとして設立されたミュージケアーズMAP基金を初め、様々な依存症治療サービスを提供している。ミュージケアーズは音楽業界に身を置く人々に、支援を必要とする人の財政状況を問うことなく、依存症の治療やその再発防止に向けた治療を提供している。

「私たちは、年1回のMAP基金慈善コンサートで再びニューヨークの地を訪れ、正真正銘の才能に溢れたアダム・クレイトンのような影響力のあるアーティストに敬意を表せることを嬉しく思っています」とザ・レコーディング・アカデミー/ミュージケアーズで代表兼CEOを務めるニール・ポートノウも語っている。「アダムは世界中のファンや音楽クリエイターたちにとってのヒーローであると同時に、依存症克服の世界においてもヒーローなのです。彼は我々の音楽業界に影響を及ぼし、脅かしてきた依存症の問題に断固たる決意で声を上げてくれたのです」

U2は先日、『ヨシュア・トゥリー』の30周年記年盤をリリースすることを発表している。

6月2日にリリースされる30周年記年盤のスーパー・デラックス・エディションにはオリジナル・アルバムの11曲に加え、レア曲やBサイドやリミックス、1987年のマディソン・スクウェア・ガーデン公演のライヴ音源が収録されている。また84ページのブックレットも同梱されるという。

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