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3月24日に通算8作目となるニュー・アルバム『ワンダーランド』をリリースするテイク・ザットが10年ぶりに日本のインタヴューに答えて、グループの現状について語っている。
新作『ワンダーランド』はゲイリー・バーロウ、ハワード・ドナルド、マーク・オーウェンの3人組となっての2作目となり、アルバムからはファースト・シングル“Giants”が公開されている。
テイク・ザットが日本のメディアに直接登場したのは、『ビューティフル・ワールド』のプロモーション来日の時が最後となっており、今回、日本のレーベルに対して10年ぶりに直接インタヴューに応じたという。
「長い空白が生まれた理由をぜひクリアにしておきたいんだけど、UKのレコード会社が、10年間、僕らを日本に行かせてくれなかったんだよ！（笑） だからみんな、悪いのは僕らじゃないからね！ でも、近いうちに日本に行くつもりだから……ここでそう宣言しちゃったからには、実現させないとまずいね」とインタヴューの冒頭でゲイリー・バーロウは語ったという。
今年はデビューから25周年となるが、25年を振り返ってハワード・ドナルドは次のように語っている。「素晴らしい旅をしてきたよ。25年間も一緒にやってこれたなんて、僕らはものすごくラッキーだったし、今もこれまで以上に楽しんでいるよ。最初の数年間よりも、再結成後のほうがより楽しい。そしていまだにこうして活動を続けていて、ニュー・アルバムも控えているわけだから、本当にハッピーだよ。『ワンダーランド』というこのアルバムの仕上がりにも、すごく満足している。だから、テイク・ザットの世界では何もかもが順調だよ」
さらにマーク・オーウェンは次のように続けている「今、いろんなことが起きているんだ。この間ロビーとも一緒に歌ったしね。こっちで放映されているテレビ番組（注：今年1～2月にBBCで放映された『レット・イット・シャイン』）でのパフォーマンスに、ロビーが加わったんだ。その番組で僕らは新しいグループを探していて、ミュージカルの企画を進めている。つまり、アルバムとツアーとミュージカルが今年は控えているっていうわけ。だから本当に、お祝いの1年になりそうだよ」
新作の『ワンダーランド』というタイトルについてはマーク・オーウェンが次のように語っている。「タイトルには、複数の要素があるんだけど、いろんな意味で、僕らの生き方に由来しているんじゃないかな。テイク・ザットでの活動を通じて、僕らは世界中を旅して、日本みたいに素晴らしい場所を訪れることができた。そして旅先で触れた、その場所特有のテクスチュアを、自分たちの世界に取り入れてきた。だからアルバムを『ワンダーランド』と命名するのがしっくり感じられたんだよ」
ゲイリー・バーロウは次のように続けている。「『ワンダーランド』では、このグループを構成する全てのパーソナリティを網羅するような曲を、目指していたんだ。そして同時に、音楽的にも僕らの頭の中に広がっている世界を、人々に伝えているようなところがある。その世界には東洋のサウンドも、西洋のサウンドも、あらゆるサウンドが存在していて、それらすべてが『ワンダーランド』という1曲に凝縮されているのさ」
５月からUK&アイルランド・ツアーがスタートする。ツアーでも初めての試みがあり、アリーナ中央にステージを作り、360度どこからでも見ることができるパフォーマンスになるという。「8週間後に始まるツアーに向けて、今まさにリハーサルを行なっているんだけど、リハーサルで得た感触が素晴らしいんだ。本当にいい感じに仕上がってきていて、ライヴを楽しみにしている」とマーク・オーウェンは語っている。
新作からのファースト・シングル“Giants”のリリック・ビデオはこちらから。
iTunesではアルバムの予約が受け付けられており、予約すると先行で“Giants”をダウンロードすることができる。
リリースの詳細は以下の通り。
テイク・ザット
『ワンダーランド』 2017年3月24日発売
CD: UICP-1177 / ￥2,700（税込）
初回生産限定フォトカード封入
収録曲：
1. ワンダーランド
2. ジャイアンツ
3. ニュー・デイ
4. ラッキー・スターズ
5. アンド・ザ・バンド・プレイズ
6. スーパースター
7. ホープ
8. リヴァー
9. ザ・ラスト・ポエット
10. エヴリ・レヴォリューション
11. イッツ・オール・フォー・ユー
12. ドント・ギヴ・アプ・オン・ミー
13. アップ
14. カム・オン・ラヴ
15. クライ [シグマ feat. テイク・ザット]
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