ジーザス&メリー・チェインは「I killed Kurt Cobain/I put the shot right through his brain(俺がカート・コバーンを殺したんだ/俺が彼の脳味噌を撃ち抜いた)」という新作の歌詞について言及している。
ジーザス&メリー・チェインは3月23日に18年ぶりとなるニュー・アルバム『ダメージ&ジョイ』のリリースを控えている。
新作の12曲目となる楽曲“Simian Split”にはカート・コバーンに関する一節があり、「ピッチフォーク」はジム・リードに、この曲が1992年の楽曲“Reverence”を参考にしたものかと訪ねている。“Reverence”には「I wanna die just like JFK(ジョン・F・ケネディのように死にたい)」という一節がある。
「バカげて聞こえるかもしれないけど、冗談なんだよ」とジム・リードは説明している。「フィクションさ。完全なフィクションだよ。あまり真剣に取るべきものじゃないんだ。フィクションとしての作品だし、みんなにはこれで苛立ってほしくないんだ」
一方、ジム・リードは『NME』に対して最近のギター・ミュージックの現状について自身の考えを語っている。彼は自身がシーンから離れていた間に、ロックならびにギター・ミュージックが急激な凋落を迎えたと語っている。
「今じゃギター・ミュージックもそんなに残ってないよな。世の中でギター・バンドをそんなに聴かないしね」とジム・リードは『NME』に語っている。「アンダーグラウンドに追いやられた感じだね。ギター・ミュージックは今じゃヘタっちまった感じだね」
「ポップ・アクトとロック・バンドの違いを言えないだろ。プロダクションがほとんど一緒にしちゃったんだよ」
もう一度ニュー・アルバムを作ることになった経緯については次のように語っている。「ニュー・アルバムを作るっていうアイディアはずっとあったんだよ。2007年にもう一度やることになって、その時から話してたんだ。俺たちは言い争ってたんだよ。ウィリアムと俺で、どうやってアルバムを録るのかとか、どこで作るのかね。それをちょっと引きずってたんだよ」
「それでそういうことを全部二の次にしたら、ここ数年でどうやってアプローチするのかっていう手順についても俺たちは不思議なことちゃんと合意できてたんだよ。それで、ほらということになったんだ」
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