テーム・インパラが“Let It Happen”のミュージック・ビデオを公開している。
このミュージック・ビデオでは、喋るサンドイッチや太陽への飛行などが登場し、幻惑的な飛行機のフライトを体験するビジネスマンが描かれている。
“Let It Happen”は、7月にリリースされた通算3作目となるアルバム『カレンツ』に収録されている。
“Let It Happen”のミュージック・ビデオはこちらから。
バンドのリーダーであるケヴィン・パーカーは、この最新作について「グルーヴを主体に」「クラブ・フレンドリーな」作品だと語っている。
「僕たちの音楽って、ヘッドホンをつけて聴くタイプの孤独な音楽だったんだよね」とケヴィン・パーカーは『NME』に語っている。
「それはそれでいいと思うんだけど、僕はそこから一歩踏み出したんだ。一人で音楽を聴くのはいつだって大好きなんだけど、僕の中には違った一面もあって、例えばゴア・トランスみたいな、インドのビーチのレイヴでかかるような音楽にも惹かれるんだ。誰かが音楽を回していて、エネルギーが絶え間なく流れ出てるような場所も魅力的だと思う」
「クラブでもかかるようなサウンドで何かしら作りたかったんだよね。ダンスフロアとか、人が踊っているようなところでテーム・インパラがかかっているのを聴いたことがないことに気づいたんだ」
さらにケヴィン・パーカーは続けている。「以前はポップ・ミュージック的な要素を拒絶していたんだ。僕自身のアイデンティティを表現するには大げさすぎると感じていたからね。でも今は、ポップ・ミュージックもいい芸術性をもたらしてくれるということに気がついたよ。今までは本当に、自分を封じ込めていたんだ」
2010年のファースト・アルバム『インナースピーカー』、2012年のセカンド・アルバム『ローナイズム』に続く作品となった『カレンツ』は、UKアルバム・チャートで初登場3位を記録している。
『カレンツ』のトラックリストは以下の通り。
‘Let It Happen’
‘Nangs’
‘The Moment’
‘Yes I’m Changing’
‘Eventually’
‘Gossip’
‘The Less I Know The Better’
‘Past Life’
‘Disciples’
”Cause I’m A Man’
‘Reality In Motion’
‘Love/Paranoia’
‘New Person, Same Old Mistakes’
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