スリップノットは、長期間オフを取る可能性があるとしながらも、ニュー・アルバムの制作を開始したことを明かしている。
スリップノットは昨年、現時点での最新作である『.5:ザ・グレイ・チャプター』を引っ下げたツアーを終えている。現在は活動を休止させているスリップノットだが、バンドは既に未来を見据えていると、ドラマーであるショーン・’クラウン’・クラハンは明かしている。
「俺たちはバンドとして曲を書いているし、コリィ(・テイラー)とも曲作りを進めているんだ」とショーン・クラハンはデトロイトのラジオ局「WRIF FM」に明かしている。「確かに俺たちは今オフで、しばらくはオフでいるかな、長い期間ね。そう、(オフは)大いに必要だからさ。俺たちは3年間ツアーしてたんだ。コリィはストーン・サワーで自分のことに取り組んでるしな。それは素晴らしいことだよ。彼はそういう人生を歩んでる。素晴らしいことさ。彼は本当に上手くやっているし、それを愛してるからな。それが彼にとってのアートなんだ。コリィはそんな感じで、俺たちは曲を書いてる。スリップノットの新しいアルバムのための音楽を書き始めたんだ。コリィもそれは知ってるよ。俺たちが曲を書いて、コリィはそれを受け取るんだ」
ショーン・クラハンはさらに続けている。「俺たちはただ座ってるわけじゃない……ただ座ってるだけじゃない奴もいる。俺たちはこれを20年もやってきたわけだしな。曲を書きたい気分なんだよ。『グレイ・チャプター』を書くのは楽しかったしな。それに(1999年の最初のアルバムを)書き始めたメンバーとは15年間のサイクルで一度も(同じメンバーでは)一緒に書いていないわけでさ。だからまあ状況は少し変わってはいるけど、素晴らしくて楽しいことなんだ。いい時間を過ごせているよ」
ショーン・クラハンはまた、バンドが「リラックスできるペース」でアルバムに取り組んでいると言い、以下のように続けている。「ここ3年間で作り出してきた音楽もたくさんあるんだ。既に書いた楽曲も素晴らしいんだよ」
ショーン・クラハンは昨年、『NME』にバンドの今後のプランについて以下のように明かしている。「俺たちは20年間も他の奴らのスケジュールの上にいたんだ。もう俺はそれにうんざりなんだよ。俺はスリップノットにいるから曲を書いているわけでさ、この期間で書きなさいとか、俺がすべきこととか、指図されたくないんだよ。ジム(・ルート、ギター)と俺は2月に着手して、傑作に向けて乗り出す予定だよ」
「キャンバスを深く掘り進めるつもりだよ。俺たちは練習部屋から長い間遠ざかってるわけでさ。ジャムって、一緒に夢に向かって、他の奴らを締め出せる場所からな。俺はただアートを創りたいんだ。他のことはクソ食らえだよ」
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