エアロスミスのドラマーであるジョーイ・クレイマーは、エアロスミスのほうがザ・ローリング・ストーンズよりもライヴが優れていると語っている。
エアロスミスは昨年「エアロヴェデルチ」と題したヨーロッパ・ツアーを2017年に行うことを発表しており、ダウンロード・フェスティバルにもシステム・オブ・ア・ダウンやビッフィ・クライロと共にヘッドライナーとして出演する。このツアーは最後になる可能性もあると見られている。
『クラシック・ロック・マガジン』誌に対してジョーイ・クレイマーは次のように語っている。「まず第一に、エアロスミスとして活動してきてさ、オリジナルの5人で50年近く活動しているバンドなんて他にいないんだよね」
「みんな、いつだってストーンズのことは褒めちぎるよね。ストーンズはこうだああだって。でも、俺はストーンズには関心がないんだ」と彼は続けている。「俺には音楽的に訴えるものが何もないんだよね。特にドラムの範疇ではね」
ジョーイ・クレイマーは更にこう語っている。「ストーンズはオリジナル・メンバーによるバンドじゃないし、関心もないしね。エアロスミスのコンサートを観に来てくれたら、みんな俺たちのほうが彼らよりずっとうまくやってるって分かってもらえると思うよ。バカげてるよね。彼らのライヴはそんなによくないんだからさ」
「まあ、彼らは彼らだけどさ。そういうことだね。でも、俺たちのやってることをできるバンドが他に今いるとは思わないけどね」
先日、バンドの終焉が語られていることについて、ギタリストのブラッド・ウィットフォードは『NME』に次のように語っている。「いやいや、俺は本当にそう確信しているわけではないけどね。分からないよ。仕事の上での一般的な決定だと思ってるんだよ。プロモーターと、マネジメント側と、バンドの間でのね。ツアーが終わって全部やめてしまうなんて風には思っていないよ。ただ、バンドにはたくさんの人生があると思うからね。なにかしら始めていかなきゃならないわけだからさ。それで、フェアウェルって看板をつけ始めたんだよ」
エアロスミスが新しい音源に取り組む可能性について尋ねられると、ブラッド・ウィットフォードは次のように答えている。「いい質問だね。俺たちはしばらくの間、スタジオに入っていないんだけど、来月には少しスタジオに入ろうと思ってるんだ。俺たちは一緒に作業すると、もっといいアイデアが出てくるんだよ。新しい音源を作るかどうかについてもね。俺たちにそうしたい気持ちがあるのは分かってるからね。それに、俺たちにはまだ公表してない音源がいくつかあるんだよ。実際にそれを仕上げるかどうか、どのくらい俺たちがやるか、それが2〜3曲、またはそれ以上のものになるかどうか、それはまだわからないけど、楽しくなるのは確実だね」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.