イギリスの国家統計局が作成した最新の報告書で、イングランドとウェールズで生まれた新生児の名前において、ポップ・ミュージックの影響を受けたとされる人気の名前がまとめられている。
この報告書では、人気ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の登場人物やサッカーのスター・プレイヤーが過去に新生児の命名にどのように影響を与えてきたかに加え、ドレイク、イギー・アゼリア、リタ・オラといったミュージシャンの名前が音楽好きの両親を持つ新生児の名前として人気となっていることを示している。
「これらポップスターたちの名前は、デビューやアルバムのヒットによって彼らが有名になった直後に増えだしています。リタ・オラは2010年のデビューアルバムの直後に有名になりましたが、それに伴いリタと命名された女の子の新生児が増えました。同様に、ドレイクという名前も2010年に彼のアルバムがヒットした後に人気となっています」と報告書には書かれている。
公式統計では、2014年に65人の新生児がリタ、33人がドレイク(2012年の49人をピークに減少)、30人がアゼリアと名付けられたという。
また、元ワン・ダイレクションのメンバーであるゼイン・マリクも2014年に生まれた新生児の231人に同じ名前を付けられるなど大きな影響を与えている。ただし、ハリーという名前はイギリスで長い間人気の名前となっているものの、この数字は元同僚のハリー・スタイルズのハリーに比べるとずっと少ないものだと言える。
報告書の詳細はこちらから。
http://visual.ons.gov.uk/baby-names/
一方、ドレイクは、最新作『イフ・ユーアー・リーディング・ディス・イッツ・トゥー・レイト』が2015年にアメリカで初めて100万枚に達したアルバムであることが明らかになり、その事実を祝福している。
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