シネイド・オコナーは、アメリカのテレビ番組司会者のアーセニオ・ホールがプリンスの死に関与していたと主張していた件について謝罪している。
昨年5月、シネイド・オコナーはフェイスブックでアーセニオ・ホールが「プリンスに数十年にわたってドラッグを提供してきた」とし、アーセニオ・ホールを「プリンスとエディ・マーフィのビッチ」と評したことが報じられている。
アーセニオ・ホールはこれを受けて500万ドル(約5億6000万円)にのぼる名誉毀損の訴えを起こしており、これに対してシネイド・オコナーは「彼は私に尻尾を巻いてもいいのよ。もし、他の人にそうするので忙しくなければね」と応じていた。
今回、シネイド・オコナーは彼に対して謝罪している。「TMZ」に次のように語っている。「アーセニオ・ホールについてのフェイスブックの投稿は謝罪するわ。私が彼についてプリンスのドラッグ・ディーラーで、違法なハード・ドラッグを彼に提供したと主張しているように思わせたこと、アーセニオがプリンスの死に関わっていたと示唆しているように思わせたことについてね。私は心から謝罪します。そうした主張は虚偽のものだし、それらについてはきっぱりと撤回します」
アーセニオ・ホールの代理人は訴訟を取り下げる予定であることを示唆している。
シネイド・オコナーの最初の主張を受けてアーセニオ・ホールの代理人は、シネイド・オコナーの主張を否定しており、「完全な嘘であり、バカげていて、理屈が通らない」としていた。訴状ではシネイド・オコナーについて「必死に注目を集めたがっている」として、「メディアでの奇行と注目を集めるための煽動的なフェイスブックへの投稿で知られている」と主張していた。
シネイド・オコナーについては精神的な問題を抱えていることも明らかになっている。
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