R.E.M.のフロントマンであるマイケル・スタイプは、お気に入りの本10冊のリストを公開している。
マイケル・スタイプは、今回のリストを新たにオープンした書店、ワン・グランドのためにセレクトしている。この書店は、雑誌編集者のアーロン・ヒックリンが始めたもので、アーティストや作家、クリエティブな人がお気に入りの本としてリスト選んだ本だけを置く書店だという。女優のティルダ・スウィントンや、スリーター・キニーのキャリー・ブラウンスタインもリストを提供しており、今回マイケル・スタイプが加わることとなった。
マイケル・スタイプは、ジョン・ケルアックの『路上』やウラジミール・ナボコフの『ロリータ』といった古典に加え、パティ・スミスの『ジャスト・キッズ』の選出している。
10冊のリストは以下の通り。
アルチュール・ランボー『ランボー全集』
ジョン・ケルアック『路上』
サミュエル・レイ・ディレイニー『ダールグレン』
カート・ヴォネガット『チャンピオンたちの朝食』
ダグラス・クープランド『All Families Are Psychotic: A Novel』
ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』
ジョーン・ディディオン『Play It As It Lays』
アリストパネス『Four Play(ウィリアム・アロウスミス訳)』
フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』
パティ・スミス『ジャスト・キッズ』
パティ・スミスの『ジャスト・キッズ』は、先日『HOMELAND』や『デクスター 警察官は殺人鬼』で知られる米ケーブルテレビ局のショウタイムが同作品を短期ドラマシリーズとして制作することが決定している。パティ・スミス本人と、脚本家でありテレビプロデューサーであるジョン・ローガンが共同で脚本と制作を手掛けるという。
『NME』ではパティ・スミス役を誰が演じるべきかの読者投票を行い、クリステン・スチュワートの全体の票の46%を獲得してトップに立っている。クリステン・スチュワートは『トワイライト』シリーズのベラ・スワン役で知られ、『アリスのままで』、『オン・ザ・ロード』に出演しているほか、2010年の映画『ザ・ランナウェイズ』ではジョーン・ジェット役を演じている。
読者投票では、シャルロット・ゲンズブールが30%の票を獲得したほか、リジー・カプランが5%、ケイト・ブランシェットが3%の票を獲得している。
パティ・スミスは以前、自身を演じる女優としてクリステン・スチュワートの名を挙げており、「クリステンはとても特別な資質を持っているわ」と2012年に『エンタテインメント・ウィークリー』に語っている。「彼女ってこれまでの美しさとは違うし、とてもカリスマがあるわよね」
パティ・スミスは、『ジャスト・キッズ』の続編である『Mトレイン』を10月6日に刊行することも発表しており、同作はパティ・スミスの人生を振り返るロードマップのような内容であるという。
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