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今年のブリット・アウォーズの全受賞結果が発表されている。

デヴィッド・ボウイは『★(ブラックスター)』が最優秀ブリティッシュ・アルバム賞を受賞し、ノエル・ギャラガーがプレゼンターを務めている。息子のダンカン・ジョーンズは賞を受け取って、次のように語っている。「昨年、父親を亡くしましたが、自分は父親になりました。彼は人よりちょっと異様で、ちょっと奇妙で、ちょっと変わっていると自分で思っている人々に寄り添い、彼らを支えていました。どんなときも彼らの傍にいたのです。この賞はすべての奇傑と、奇傑を生み出す人々に捧げます」

デヴィッド・ボウイはクレイグ・デイヴィッド、スケプタ、カノ、マイケル・キワヌーカを破って最優秀ブリティッシュ男性アーティスト賞も受賞している。「今夜ここにデヴィッド・ボウイがいることができたとしても、彼はここにはいなかっただろう」と、デヴィッド・ボウイに代わって賞を受け取った『ラザルス』出演の俳優、マイケル・C・ホールは語っている。

ドレイクはボン・イヴェール、ブルーノ・マーズ、今は亡きレナード・コーエン、ザ・ウィークエンドを破って、最優秀インターナショナル男性アーティスト賞を受賞している。ビデオ・メッセージの中でドレイクは「光栄」で「感謝している」と述べ、スケプタのことを讃えている。「俺がロンドンやUKのことをどれだけ気にかけてるか知ってるだろ」とも語っている。

ビヨンセは最優秀インターナショナル女性アーティスト賞を受賞し、ア・トライブ・コールド・クエストは最優秀インターナショナル・グループ賞を受賞している。ワン・ダイレクションは“History”で最優秀ブリティッシュ・ビデオ賞を受賞し、リアム・ペインが賞を受け取っている。

エミリー・サンデーはエリー・ゴールディング、リアン・ラ・ハヴァス、アノーニ、ネイオーを破って最優秀ブリティッシュ女性アーティスト賞を受賞している。俳優のデヴィッド・テナントがプレゼンターを務め、エミリー・サンデーは「わお、あらゆる方面のクリエイターに本当に感謝したい」と語っている。

最優秀ブリティッシュ・グループ賞は、レディオヘッド、ビッフィ・クライロ、リトル・ミックスを破って、ザ・1975が受賞している。フロントマンのマット・ヒーリーは受賞の際、次のように語っている。「これはどうかしてるね。もう13〜14歳頃からバンドをやってるけど、俺たちがアルバムでやろうとしている唯一のことはこういう場所に辿り着くことだった……だから言いたいのは……機会があるのであれば、今の場所に留まらないで」と語っている。

ラグ・アンド・ボーン・マンはストームジー、ブロッサムズを破って、最優秀ブリティッシュ・ブレイクスルー・アクト賞を受賞している。リトル・ミックスは“Shout Out To My Ex”で最優秀シングル賞を受賞して、賞を元カレに捧げ、「男どもに乾杯」と語っている。

アデルはグローバル・サクセス賞を受賞したが、授賞式には出席せず、ビデオ・メッセージを寄せている。

全受賞結果は以下の通り。

最優秀ブリティッシュ・アルバム賞:デヴィッド・ボウイ『★(ブラックスター)』
グローバル・サクセス賞:アデル
最優秀インターナショナル男性アーティスト賞:ドレイク
最優秀インターナショナル女性アーティスト賞:ビヨンセ
最優秀インターナショナル・グループ賞:ア・トライブ・コールド・クエスト
最優秀ブリティッシュ・ビデオ賞:ワン・ダイレクション“History”
最優秀ブリティッシュ女性アーティスト賞:エミリー・サンデー
最優秀ブリティッシュ男性アーティスト賞:デヴィッド・ボウイ
最優秀ブリティッシュ・グループ賞:ザ・1975
最優秀ブリティッシュ・ブレイクスルー・アクト賞:ラグ・アンド・ボーン・マン
最優秀シングル賞:リトル・ミックス“Shout Out To My Ex”
アイコン賞:ロビー・ウィリアムス

ブリット・アウォーズ2017の授賞式は現地時間2月22日にロンドンの02アリーナで開催されている。今年の司会はマイケル・ブーブレが辞退を余儀なくされたことから、エマ・ウィリスとダーモット・オレアリーが務めている。

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