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ジャズ・ギタリストのラリー・コリエルが現地時間の2月19日にニューヨーク市のホテルの一室で亡くなった。享年73歳だった。

ジャズ・パブリシストのジム・エイゴは声明を発表しており、それによれば、ラリー・コリエルは睡眠中に老衰のため亡くなったという。彼は先週末に、ニューヨーク市にあるイリジウム・ジャズ・クラブで2公演を終えたばかりだった。

ラリー・コリエルは「フュージョンのゴッドファーザー」の呼び名で知られており、ジャズ・ロックの先駆者として高い評価を受けることになった初期のソロ作品によって音楽界で注目され、これまでに60作以上のソロ・アルバムをリリースしている。

70年代にはバンドのイレヴンス・ハウスを結成しており、マイルス・デイヴィス、ゲイリー・バートン、アルフォンス・ムザーン、ロン・カーター、チェット・ベイカーといったジャズの偉人たちともコラボレーションを行っている。

その後も、ラリー・コリエルはツアーで世界中を回り続け、今夏には再結成によるイレヴンス・ハウスでツアーを行う計画もあったという。

ラリー・コリエルの最新アルバム『ベアフット・マン:サンパク』は2016年10月13日にリリースされている。

ラリー・コリエルは妻のトレイシー、4人の子供、6人の孫を遺している。

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